ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

ドローに終わったが、松橋監督のこだわりの選手起用策、いいと思うよ ~2022アウェイ岡山戦~

2022-04-17 19:41:53 | アルビレックス新潟
昨日、燕さくらマラソンを走った場所の結構近くに、株式会社さかたやの本社がある。
この会社では、2017年まで新潟県内では有名な氷菓「もも太郎」を作っていた。
「もも太郎」と言いながら、その味は氷イチゴ。
氷イチゴを固めてアイスバーにしたような氷菓なのである。

(これは、さかたやのではないが、もも太郎)

アルビレックス新潟の今節の対戦相手は、ファジアーノ岡山。
岡山と言えば、桃太郎。
そんな桃太郎なんて、食ってしまえ!
アイスのもも太郎のようにヒヤッとすることもあるだろうが、岡山食ってしまおう。

まあ、そんな気分でサッカーJ2リーグ第10節は、ファジアーノ岡山対アルビレックス新潟。
アウェイ岡山に出かけて、鬼退治ならぬファジアーノ岡山退治なるか。

新潟は、2-0で快勝した前節から先発を4人入れ替えてきた。
DF藤原→長谷川
DF舞行龍→千葉
MF 松田→伊藤
同 イッペイシノヅカ→本間
こういった変化のある起用法を見ると、松橋監督なりのこだわりを感じる。
それは、やろうとするサッカーを全員が理解したうえでのこと。
〇 同じポジションに選手を固定せず、複数の選手を起用する
ということ。
これによって、選手のモチベーションを高めていく。
と同時に、選手が代わってもチームは同じ力を維持していけるようにする。
そして、チームのみんなで戦って勝つという意識を強化していく。
こんなチームづくりを松橋監督は進めているように思える。

今日の試合でも、先発メンバーがかわっていても、ボールを保持しながらチャンスを見つけて攻める戦術は不変だった。
それは、さっそく試合開始12分に実を結ぶ。
左サイドから攻め上がった本間からのセンタリングを、ファーからFW谷口が飛び込み、ヘッド一発。
見事に先制ゴールをネットに突き刺した。
これで谷口は、3試合連続ゴール!

このまま行ければよかったのだが、さすがに今季有力選手をかき集めた岡山。
29分、FWミッチェルデュークの個人技で、岡山は同点に追いついた。

それからというもの、新潟の攻めあぐねる場面が増え、岡山のゴール前でのチャンスが多くなった。
だが、今日の(も?)GK小島は、神がかり的にゴールを守り切った。
いろいろと選手交代も行ったが、試合は、結局1-1の引き分けに終わった。


ボール支配率は、岡山39%:新潟61%。
ファウル数は、新潟の9に対し、岡山は19。
これをみると、新潟が圧倒的に優勢に見えるが、そうではない。
DAZNではシュート数比較が岡山12:新潟9だったが、公式記録では岡山12:新潟3。
ただ、DAZN調べでは、シュート数9本で枠内シュート9本という精度だったのだが。
公式記録が物語るように、決定的なピンチが多かったことも確かだ。
残念ながら、もも太郎のようには岡山を食えなかった。

ただ、松橋監督こだわりの選手起用策は、まだまだ生きている。
こうして試合をして、リーグ戦は進んでいくが、今日の試合や今後に向けても、打つ手がないから結果が出ない、という閉塞感があるわけではない。
毎試合毎試合に、出る選手出る選手に、期待感はたっぷりだ。
どの選手が、どんな活躍を見せてくれるか。
どんな試合をして、どんな勝ち方をしてくれるか。
10試合を終えたが、まだまだ期待感しかない。

次節は、ホームで次第に調子を上げてきたヴィファーレン長崎戦。
期待感をもって応援し、勝利を期待しよう。

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コメント
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