ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

持ち味を発揮して、巻き返せ、阪神タイガース!

2022-04-22 22:37:06 | スポーツ
これは、昨日までのプロ野球セ・リーグの勝敗表。


何だ、この戦績。
セ・リーグの阪神タイガース。
23試合戦って、3勝19敗1引き分けというのだから。ヒドイ!
しかも、サッカー用語でいえばアウェイ、懐かしい野球用語でいえばビジターの試合では、12連敗。
つまり、4球団と戦って、敵地で1勝もできていないというのだから、ヒドイ!…いや悲惨だ。
広島、巨人、中日、DeNA…この1か月間、きれいに黒星を並べていた。

アウェイ5球団目は、ヤクルトスワローズ。
だいたい、開幕戦で8-1からこのチームに逆転負けして歯車が狂ってしまったのだ。
開幕3連戦は、京セラドーム大阪で阪神のホームだったが、3連敗してケチが付いた。
さあ、その開幕でつまずいた相手のヤクルトのホームで勝てるか、と危惧したが、幸い今日の試合は杞憂に終わった。

今日の試合は、阪神・青柳、ヤクルトを3安打に抑え、9回完封勝ち。
6-0。
青柳の完封、4番大山の先制2ランホームラン。
堂々の勝利であった。
エース級の投手が相手に点を与えず、クリーンアップが打点をあげたら、負けるわけがない。

今まで阪神は、なんか自縄自縛な状態だったように思う。
打者は、クリーンアップを中心に、「オレが打たなきゃ」
投手は、試合経験の少ない投手を中心に「オレがおさえなきゃ」
そんな様子が見られ、ガチガチになっているように見えた。
だから、攻撃のときに、せっかくチャンスを作っても、打者が力んでヒットが生まれない。
守りのときには、ピンチを迎えた投手は、捕手の要求しているところに投げられずに、痛打される。

打線に外国人の大砲がいないとか何とか言われるけれど、つなげればいいのだ。
10年以上前だが、夏の高校野球大会で日本文理が9回2死ランナーなしから打線をつないで一挙5点を奪いあと一歩まで同点まで迫ったことがあったが、あのときは、とにかく「次の打者につなぐ」ことだけを考えて自分たちの力を発揮していたように思う。
それは、プロでも同じこと。
あれだけホームランを打つMLBエンゼルス大谷だって、チームのためにつなごうと、セーフティーバントをすることも多い。
なんとしても、次の打者につなぐ。
自分の持ち味を出してつなぐ。
それができるといいと思うのだ。

投手も同じ。
自分の持ち味があるから、1軍で投げさせてもらっているわけだから、その持ち味を出して打者の一人一人を抑えることに全力を尽くす。
その1つ1つのアウトが自チームの打線とかみ合えば、勝利できるのだ。

今日勝って、ようやく4勝19敗。
借金15は返却に時間がかかる。
だが、毎試合毎試合自分たちらしい戦いができたかどうかが一番大切なのだ。
その持ち味を出した、「らしい戦いぶり」をファンは見たいのだ。
それが出ていれば、そうそうひどい試合ばかりにはならないだろう。

がんばれ、阪神タイガース!
どこまでいけるか、巻き返しを期待しよう。


コメント
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