埼玉に来て、久々に、使わない畑の草刈り作業。
新潟と違って、冬の間も日当たりがよいから、雑多な種類の草がよく伸びる。
そのたくましさが時々うらやましくなるが、管理しなければならない身としては、情けは無用、刈らねばならぬ。
刈る前にぐるりと回って、咲いている野草の花をながめて歩く。
オニタビラコかな?(手元に図鑑がないので、自信がない)
ムラサキハナナ(オオアラセイトウ)
タンポポ
などが、元気に咲いていた。
ほかにも、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、ヘビイチゴなども見られた。
さて、ごめんなさい。
がんばって咲いているところですが、刈らせていただきます。
と念じながら、刈り払い機を動かした。
草たちは、細いもの太いものが協力するように刈り払い機に絡んできたりして、草刈り作業はスムーズにはいかなかった。
その抵抗のせいか、時間がかかってバッテリー切れとなり、畑には刈り残した草たちが出てしまった。
刈り払い機のレバーを握った手、右手には血豆ができ、左手にできた豆は皮がむけて、痛い目にあった。
花を楽しませてもらったり、刈り取ったり。
自然の野草たちと、不思議なふれあい方をしているものだなあ、と思ったしだいである。