2-0。
快勝だった。
サッカーJ2リーグ第9節、ホームアルビレックス新潟対栃木SC。
今日の試合から、座席が1つおきではなくなった。
好天もあり、観客数は久々に1万人を超え、11,328人であった。
ただ、今日の新潟県のCOVID-19感染症新規感染者数は、過去最多の896人だったので、油断は禁物なのですゾ。
前から厳しく追ってくる栃木の戦い方は、しっかり予想されていた。
それを巧みにかわし、味方同士助け合いながらパスをつなぎ、相手ゴールに迫る。
コーナーキックのチャンスをつかむと、高木の蹴ったボールはゴール前に上がった。
そのボールに飛び込んだイッペイシノヅカが、右足アウトサイドで技ありのゴール。
ここ2試合、先制点を取れずに苦しい戦いが続いていたから、大きな1点だった。
この後、栃木がどんなにプレスをかけに来ても、新潟は巧みに細かくパスを回して、ボールを渡さなかった。
時々、栃木にボールが回りかけるのだが、新潟の選手がよく体を張って自由にさせなかった。
栃木の戦い方も、去年までとは違って、ボールをつないで攻めようという姿も見られた。
それでも、栃木のFW矢野貴章は、ベテランながら、試合の最初から最後まで走り回っていた。
泥臭くボールを追うその姿は、彼の新潟所属時代私たちが大好きだったものだった。
【試合前練習の矢野の姿は懐かしかった】
今日は、活躍してもいいけれどゴールは決めないでおくれ、と祈っていた。
後半途中から、栃木は選手交代によって試合状況を打開しようと試みた。
すると、一度に2枚替えした選手2人が、新潟がらみであった。
1人は、帝京長岡高校出身で、高校サッカーベスト4の存在感を見せた谷内田哲平。
もう1人は、かつては新潟で主将も務めながらシーズン途中で他チームへ移籍してしまった磯村亮太。
おお、元気だったか、2人とも。
だけど、今日は活躍しなくてもいいからね。
次の1点が勝敗を分けそうな予感がする中、75分、高木から浮き球のパスを受けて前進した谷口が、合わせるのが難しいタイミングでシュートを放つと、相手GKがそのボールの強さに対応しきれず、ゴールネットが激しく揺れた。
遠くから見ていた私は、てっきりサイドネットを揺らしたのだと思ったが、違った。
まぎれもなく、欲しかった追加点だった。
谷口、ここ5試合5得点!
2点のリードを奪った新潟は、一挙に3枚替えの選手交代を行った。
そのメンバーの中に、新外国人選手、アレクサンドレ・ゲデスの名前があった。
【試合前の練習でも高さが目立つ】
ポルトガル出身の彼のプレーを見たかった人は多かったはず。
残念ながら、彼がシュートを打つ場面は見られなかったが、試合経験を積むことができたのは収穫だった。
追加点こそ奪えなかったが、攻守で栃木を上回った新潟。
2-0で試合終了。
決定的な場面を作られることは少なかった。
われわれが予想していた以上に新潟さんのボールを動かす力、あるいはボールを回収してもそのあとに奪い返す力などがあり、時間を与えてもらえなかったと思います。プレスで寄せても叩かれて、寄せが甘ければ前を向いて仕掛けられる。こういうシーンが続き、だんだんと前への圧力が弱まってしまったと思います。
これが、栃木監督のコメントの中にあったが、そのとおりだと思った。
新潟は、支配率のわりにシュートこそ少なかったが、丁寧なチャンスづくりをしていた。
今日のMOMは、前後半走り回ってチームを支えた島田。
今節は、J2リーグの上位3チームが引き分けや敗戦だったこともあり、その3チームとは少しだけ差が縮まった。
新潟は、5位タイから単独5位となり、2位東京ヴェルディとは勝ち点3差に迫った。
次節アウェイ岡山戦は、今季初の3連勝がかかる。
是非ともそれを成し遂げて、自動昇格圏以内でリーグ戦を戦い続けたいものだ。
【試合後の観客は、混んだ座席で勝利に歓喜】
Visca Albirex !!
快勝だった。
サッカーJ2リーグ第9節、ホームアルビレックス新潟対栃木SC。
今日の試合から、座席が1つおきではなくなった。
好天もあり、観客数は久々に1万人を超え、11,328人であった。
ただ、今日の新潟県のCOVID-19感染症新規感染者数は、過去最多の896人だったので、油断は禁物なのですゾ。
前から厳しく追ってくる栃木の戦い方は、しっかり予想されていた。
それを巧みにかわし、味方同士助け合いながらパスをつなぎ、相手ゴールに迫る。
コーナーキックのチャンスをつかむと、高木の蹴ったボールはゴール前に上がった。
そのボールに飛び込んだイッペイシノヅカが、右足アウトサイドで技ありのゴール。
ここ2試合、先制点を取れずに苦しい戦いが続いていたから、大きな1点だった。
この後、栃木がどんなにプレスをかけに来ても、新潟は巧みに細かくパスを回して、ボールを渡さなかった。
時々、栃木にボールが回りかけるのだが、新潟の選手がよく体を張って自由にさせなかった。
栃木の戦い方も、去年までとは違って、ボールをつないで攻めようという姿も見られた。
それでも、栃木のFW矢野貴章は、ベテランながら、試合の最初から最後まで走り回っていた。
泥臭くボールを追うその姿は、彼の新潟所属時代私たちが大好きだったものだった。
【試合前練習の矢野の姿は懐かしかった】
今日は、活躍してもいいけれどゴールは決めないでおくれ、と祈っていた。
後半途中から、栃木は選手交代によって試合状況を打開しようと試みた。
すると、一度に2枚替えした選手2人が、新潟がらみであった。
1人は、帝京長岡高校出身で、高校サッカーベスト4の存在感を見せた谷内田哲平。
もう1人は、かつては新潟で主将も務めながらシーズン途中で他チームへ移籍してしまった磯村亮太。
おお、元気だったか、2人とも。
だけど、今日は活躍しなくてもいいからね。
次の1点が勝敗を分けそうな予感がする中、75分、高木から浮き球のパスを受けて前進した谷口が、合わせるのが難しいタイミングでシュートを放つと、相手GKがそのボールの強さに対応しきれず、ゴールネットが激しく揺れた。
遠くから見ていた私は、てっきりサイドネットを揺らしたのだと思ったが、違った。
まぎれもなく、欲しかった追加点だった。
谷口、ここ5試合5得点!
2点のリードを奪った新潟は、一挙に3枚替えの選手交代を行った。
そのメンバーの中に、新外国人選手、アレクサンドレ・ゲデスの名前があった。
【試合前の練習でも高さが目立つ】
ポルトガル出身の彼のプレーを見たかった人は多かったはず。
残念ながら、彼がシュートを打つ場面は見られなかったが、試合経験を積むことができたのは収穫だった。
追加点こそ奪えなかったが、攻守で栃木を上回った新潟。
2-0で試合終了。
決定的な場面を作られることは少なかった。
われわれが予想していた以上に新潟さんのボールを動かす力、あるいはボールを回収してもそのあとに奪い返す力などがあり、時間を与えてもらえなかったと思います。プレスで寄せても叩かれて、寄せが甘ければ前を向いて仕掛けられる。こういうシーンが続き、だんだんと前への圧力が弱まってしまったと思います。
これが、栃木監督のコメントの中にあったが、そのとおりだと思った。
新潟は、支配率のわりにシュートこそ少なかったが、丁寧なチャンスづくりをしていた。
今日のMOMは、前後半走り回ってチームを支えた島田。
今節は、J2リーグの上位3チームが引き分けや敗戦だったこともあり、その3チームとは少しだけ差が縮まった。
新潟は、5位タイから単独5位となり、2位東京ヴェルディとは勝ち点3差に迫った。
次節アウェイ岡山戦は、今季初の3連勝がかかる。
是非ともそれを成し遂げて、自動昇格圏以内でリーグ戦を戦い続けたいものだ。
【試合後の観客は、混んだ座席で勝利に歓喜】
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