ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

引き分けに終わったが、0-2から追い付き、大興奮! ~2022ホーム徳島戦~

2022-08-06 22:48:03 | アルビレックス新潟
いやあ、興奮した。
サッカーJ2リーグ第30節、ホーム・アルビレックス新潟対ヴォルティス徳島戦。


後半13分で0-2と、徳島にリードされた。

新潟が、後半27分に、主力選手の伊藤と松田に続いて、ボランチの高と星を交代させた時点で、負けを覚悟した。

ところがどっこい。
交代して入った、両ウイングのシマブク・小見ががんばり、ボランチの秋山・島田の攻撃的な配球に、試合が大きく動いた。

新潟の選手たちの、ホームでむざむざ負けるわけにはいかないという気迫が伝わってくる猛攻だった。
後半33分、獲得したFKで高木が蹴ったボールは、誰か分からないけれど、頭に当てたボールが、ゴールに転がった。

決めたのは、右サイドバックの藤原だった。

1-2。
1点返した、あと1点だ。まだ時間はある。

こうなると、スタジアムの熱狂は、高まった。
声が出せないものだから、一体となった拍手が選手たちの背中を押した。
はね返す徳島の選手たち。
それを拾って、攻撃を組み立てる新潟の選手たち。
相手陣内でボールをつなぐ場面が多くなった。

すると、後半40分、同点ゴールが生まれた。
秋山がペナルティエリア手前からパスを供給すると、ペナルティエリアに走り込んだ堀米がヘディングシュートを放ったのだ。
試合の終盤まで走れる堀米のすばらしさ。
さすが頼れるキャプテン、ゴメス!

今度は、左サイドバックが決めたじゃないか。
左右のサイドバックで得点して追いつくとは、チームとしての総合力を発揮したということだ!
すばらしい!!
2-2。追いついた!


この後も同じように攻め続ける新潟。
時折鋭いカウンターで、新潟のゴール前に迫る徳島。
スタジアム内の観客は、皆ゲームに引き込まれ、興奮して見守っていた。

残念ながら、そのまま2-2の引き分け。

ホーム戦3連敗は回避することができた。
3戦勝ちなしにはなった。
だが、0-2の劣勢から追いついた新潟のサポーターにとっては、勝ちに等しい引き分けだと思った。


場内を1周する選手たちを、皆、温かい拍手で迎えた。
だが、選手たちの表情は、一様に険しかった。

引き分けを喜ぶ選手はいなかった。
勝たなくてはいけないホームの試合なのに、追い付いての引き分けの試合をふがいなく思っていることが伝わってきた。
私を含め、サポーターたちは、そんな選手たちを頼もしく思ったに違いない。

今日試合があった1位の横浜FCは、大宮に2-3で敗れた。
3位の仙台は金沢に4-1で勝って、勝ち点3を得た。
その結果、勝ち点は、1位横浜FC57、2位新潟56、3位仙台55となり、差が詰まった。
次節は、どのチームにも首位になる可能性がある。

アルビレックス新潟を応援する身としては、今日の後半の怒濤の攻めにはすごく迫力を感じたので、次節アウェイ栃木戦の勝利を期待したい。

Visca Albirex !!
コメント
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