ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

高校野球準々決勝、東北勢2校がベスト4進出

2022-08-18 21:50:43 | スポーツ
今日は、久々に甲子園の高校野球を1日見た。
今日は、大会で一番面白いと言われる、準々決勝4試合。
2年前は、大会そのものが中止となって開催されなかったのを思えば、今年は観客も入っていて、ここまで来てよかったなあと思う。
なにしろ、高校野球だから、高校生にとって出場できるのは今しかないのだ。
チャンスは3回しかなく、戦力が整って出場できたというのはその数少ない3回のうちの1回しかない。
だから、悔いのない戦いを、と願う。
COVID-19感染症に感染した高校同士の戦いを、日程を変更して行ったのは、高校野球連盟の英断だった。

さて、今日は準々決勝。
どこが勝ってもよいのだが、地域的に近いところの応援をしてしまう。
だから、東北の代表を応援してしまう。
私の住んでいる所は新潟県だが、緯度を見てみると、福島県よりも北に位置している。
宮城県と同じような北緯の緯度線に位置している。

その宮城県、福島県の代表校が、準々決勝に進出していた。
平均的に見ると、東北よりもレベルが高く見える関東地方や東京都の代表校は、もう残っていない。
まあ、新潟県の属する北信越地区の高校も全滅してしまったけれども。
残っていた8校は、
東北の2校、仙台育英(宮城県)、聖光学院(福島県)、
東海地区の愛工大名電(愛知県)、
近畿地区の2校、大阪桐蔭(大阪府)、近江(滋賀県)、
中国地区の下関国際(山口県)、
四国地区の高松商(香川県)、
九州地区の九州学院(熊本県)。

さすが、準々決勝、どの試合も大変面白かった。
第1試合では、仙台育英が堅い守りと正確なタイムリーで愛工大名電を6-2で下した。
そんなに強そうに見えないのだが、そつがない仙台育英の伝統を見た思いがした。
第2試合は、シーソーゲームとなったが、春の選抜準優勝の近江が、エースで主将の山田降板を補うチーム力を見せて、高松商に7-6で逃げ切った。
そこに、今春のセンバツ準優勝校の意地を見た気がした。
第3試合は、優勝候補筆頭の、春の大会優勝校大阪桐蔭を相手に最終回に逆転し、下関国際が5-4で勝利するという番狂わせ(失礼!)を演じた。
終盤には、トリプルプレーで大阪桐蔭のチャンスをつぶす場面もあった。
第4試合は、先制されながら逆転し大量リードに成功した聖光学院が、雨が降る中終盤の九州学院の追い上げをしのぎ、10-5で勝利した。

この結果、ベスト4に、仙台育英と聖光学院の東北2校が進出した。
これは、なかなかなかったことだと思う。
今回、東北6県の代表校のうち、その2校を含め5校が初戦を突破した。
今大会の東北の実力は高かったといえるのかもしれない。

準優勝こそあれ、優勝旗は、まだ東北の高校に渡ったことがない。
俗にいう、「白河の関」を越えたことがないのである。
今回は、そのチャンスだと思う。
幸か不幸か、準決勝では、その両校が対戦する。
だが、2校のうち1校は決勝に進むということでもある。
あと2戦、ぜひともがんばって、東北の高校に優勝してほしいものだ。
がんばれ、聖光学院。
がんばれ、仙台育英。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする