「FC越後妻有」と書いて、漢字の部分は「えちごつまり」と読む。
FCだから、これはサッカーチームの名前である。
その紹介には、次のように書いてある。
女子サッカー選手が棚田の担い手として移住・就農し、プレーする農業実業団チーム。大地の芸術祭から派生した本プロジェクトは、プロとしてサッカーをしながら、里山で暮らすライフスタイルの提案であり、過疎高齢化で担い手不足の棚田を「まつだい棚田バンク」を通して維持する、日本全国見渡しても類を見ない、先駆け的なプロジェクトです。 近い将来でのなでしこリーグ参入を目指します。
今日の夕方のローカル局の番組で、FC越後妻有が北信越女子サッカー2部リーグで優勝し、北信越リーグの1部昇格が決定したというニュースをやっていた。
(この「偉業」は、このページでも詳しく見ることができる。)
すごいなあ、と感心した。
FC越後妻有ができたのは、2015年。
最初は、メンバーが2人しかいなかったはず。
それもそのはず。
農業とサッカーの両立なんて、考えたことのなかったことだから。
本拠地である十日町は、日韓ワールドカップでクロアチアがキャンプを張ったとはいえ、新潟県の中でも中心都市から離れた豪雪地帯だ。
そこを根拠にして、農業に携わりながら強いサッカーチームになる、だなんて、夢物語のようだ、と思ったものだ。
案の定、初年度は部員が足りず、サッカーチームにならなかったと聞いて、さもありなんと思ったものだった。
ところが、近年少しずつ部員が増え、地元の女子高校生の協力を得てチームを作って試合ができるようになったとも聞いていた。
今季は12人のメンバーとなり、戦っていたのだそうだ。
テレビによると、最初のメンバー石渡選手は、結婚して1児の小さい子の母となって、育児と試合を両立させていたとのこと。
創立当初からの苦労を思えば、昇格・優勝に涙を流していたのも当然だろう。
しかも、このチームのメンバーたちは、今年行われている「大地の芸術祭」のサポート作業もしていたという。
農業、そして地域のためにも尽力しているなかでの、昇格と優勝という栄冠を勝ち得たことは素晴らしい。
まだまだFC妻有は、北信越リーグの2部優勝を果たしただけにしかすぎず、これから上には北信越リーグ1部があり、さらになでしこリーグ2部、同1部、WEリーグと、まだまだ先がある。
でも、サッカーと農業の両立という難しい課題に挑戦しているFC越後妻有。
ここまで夢を実現させてきた彼女たちだから、これから先も大きな夢の実現と展開をと、新潟県人として大いに期待している。
FCだから、これはサッカーチームの名前である。
その紹介には、次のように書いてある。
女子サッカー選手が棚田の担い手として移住・就農し、プレーする農業実業団チーム。大地の芸術祭から派生した本プロジェクトは、プロとしてサッカーをしながら、里山で暮らすライフスタイルの提案であり、過疎高齢化で担い手不足の棚田を「まつだい棚田バンク」を通して維持する、日本全国見渡しても類を見ない、先駆け的なプロジェクトです。 近い将来でのなでしこリーグ参入を目指します。
今日の夕方のローカル局の番組で、FC越後妻有が北信越女子サッカー2部リーグで優勝し、北信越リーグの1部昇格が決定したというニュースをやっていた。
(この「偉業」は、このページでも詳しく見ることができる。)
すごいなあ、と感心した。
FC越後妻有ができたのは、2015年。
最初は、メンバーが2人しかいなかったはず。
それもそのはず。
農業とサッカーの両立なんて、考えたことのなかったことだから。
本拠地である十日町は、日韓ワールドカップでクロアチアがキャンプを張ったとはいえ、新潟県の中でも中心都市から離れた豪雪地帯だ。
そこを根拠にして、農業に携わりながら強いサッカーチームになる、だなんて、夢物語のようだ、と思ったものだ。
案の定、初年度は部員が足りず、サッカーチームにならなかったと聞いて、さもありなんと思ったものだった。
ところが、近年少しずつ部員が増え、地元の女子高校生の協力を得てチームを作って試合ができるようになったとも聞いていた。
今季は12人のメンバーとなり、戦っていたのだそうだ。
テレビによると、最初のメンバー石渡選手は、結婚して1児の小さい子の母となって、育児と試合を両立させていたとのこと。
創立当初からの苦労を思えば、昇格・優勝に涙を流していたのも当然だろう。
しかも、このチームのメンバーたちは、今年行われている「大地の芸術祭」のサポート作業もしていたという。
農業、そして地域のためにも尽力しているなかでの、昇格と優勝という栄冠を勝ち得たことは素晴らしい。
まだまだFC妻有は、北信越リーグの2部優勝を果たしただけにしかすぎず、これから上には北信越リーグ1部があり、さらになでしこリーグ2部、同1部、WEリーグと、まだまだ先がある。
でも、サッカーと農業の両立という難しい課題に挑戦しているFC越後妻有。
ここまで夢を実現させてきた彼女たちだから、これから先も大きな夢の実現と展開をと、新潟県人として大いに期待している。