ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

健診受診で懐かしい出会いあり

2022-09-09 22:12:55 | 生き方
年に一度の健診の日。
胸部X線は無料だが、そのほかの検診は、有料。
身体計測や血圧測定などは自宅でもできるので、特定健康診査等は受けなくてもいいかとも思ったが、尿検査、血液検査、心電図等もあり、いつぞやは1,500円を惜しがっているようにとられたので、まあ、受けときましょう。
毎年受けているのは、大腸がん検診。
事前に取るもの撮らなくてはいけないのが難点だが、まあそこはうまくやった。
前立腺がん検診は、毎年やっていたから、今年はパスしてもいいな。

…などと思いつつ、総合受付へ。
そうしたら、ありがたいことに、「50foxくん!」と名字で呼んでくださる女性がいた。
その方は、高校時代の同窓生Mさん。
同じクラスになったことはなかったが、人数の少ない体操部で、優雅に舞っていたのを覚えている。
高校時代からもう50年近くたってしまっているので、お互い容貌はすっかり変わってしまった。
でも、近ごろは皆マスク使用だから、目元だけはよく見てしまう。
その目元は、時折高校生時代の輝きに光る。
おお、やっぱりあの人なのか、と思ってしまった。
こういう場で、50年もたって知っている人に会うなんて、なんだかうれしいね。
思わず、いくつか世間話もしながら受付をしてもらった。

楽しそうに会話していたせいか、隣の席にいた係の女性が、Mさんに「お知合いですか?」と話しかけてきた。
「高校の同級生よ。いや、同窓生なの。」
「はあ、そうなんですか…。あっ、50foxさん!!?」
「えっ?そっちこそ知り合い?」
「おや、誰かと思えば、Sさんじゃないですか。」
なんと、こちらの女性は、30年ほど前に受け持った学級の隣のクラスの保護者だったSさん。
私が40代に椎間板ヘルニアの手術をして入院中のときに、その院で看護師をしている縁で、娘さんと2人でお見舞いに来てくれたこともあったっけ。
互いに娘がまだ未婚であることなども話に上ってしまった。

こう書くと、いかにも長い間話をしていたようだが、実は短い時間。
Mさんからは、「今回から始まったピロリ菌検査だけは絶対受けた方がいいですよ」との勧めもあり、検査追加。

「では、また元気でいて、お会いしましょう」
と3人お互いに言いながら、私は検査に移った。

50年前だの、30年前だの言いながらも、最近会う人が減っているせいか、こういう再会がすごくうれしく感じた。
健康を維持するための健診で会ったから、健康で元気でいなくてはなあ。

気持ちよく受診した健診。
さて、結果はどう出るかな?
コメント
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