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アルビレックス新潟、20勝一番乗り!
昨夜の第35節、対FC琉球戦は、最終的に3-0で新潟が勝利した。
3-0というスコアは、今季何回目だろう。
相手のシュートを前後半通じてわずか3本におさえ、自らは15本のシュートで3点。
しかも、ボール保持率は73%と、琉球を圧倒したといっていい。
前半は、ボールは支配するものの、決定的なシュートシーンにもっていけない新潟。
なんだか、まったりした空気のまま前半が終わってしまった。
私は今回は新潟の声出し可能エリアと正反対のSスタンドで観戦していたが、ハーフタイムには、すぐ前の列の男性2人が、しっかり舟をこいでいた。
直前の席の男性は、突然後ろの席の私の膝にガツン!とぶつかってきたりした。
完全に寝ていたのですな。
しかし、後半は、目が覚めるような攻撃シーンを展開した。
55分、この日堀米の代わりに先発したサイドバックの渡邉泰基
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のロングスローを、ゴール前で高木がうまいプレーで相手を引きはがして、見事にシュートを決め、先制点!
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続く75分には、中央から伊藤→高木と渡ったボールを高木が見事に左足で決め、追加点。
ここで、膝をついたりうつむいたりして、がっくりする琉球の選手たちを多く見た。
仕上げは、この後久々に交代出場したFWゲデス。
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相手パスのこぼれ球をキープして前進すると、見事なループシュート!
決定的な3点目を加えた。
「下デス」ではなく「特上デス」!
助っ人と期待されて加わったものの、なかなか試合に絡めなかったから、本人も喜んでいたが、周囲の選手の方が大喜びしていたのが、印象的だった。
ゲデスのほかにも、7月に負傷・手術していた三戸が、2か月で復活出場した。
さすがに6月にU-21日本代表だっただけあって、久々だったがうまいなあと思うプレーを随所に見せてくれた。
ゲデスも三戸も、「秋の補強」だなっ。
残り6週間7試合の大きな戦力だ。
大きな戦力、といえば、きっとこの日の声出し応援は、新潟のもう一つの大きな戦力となって作用したのではないだろうか。
声出しは、Nスタンドの入場者に限られていたが、それでも選手の呼名や懐かしいチャントが次々に響き、間違いなく選手たちの背中を押していた。
声出し応援を見たいのと好調なチームを見たいのとで、観衆も16,366人という、今季3番目に多い入場者数であった。
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今節の結果、首位だった横浜FCは栃木と0-0のドローで、勝ち点で新潟に並ばれた。
新潟は、得失点差で15も横浜を上回っているため、横浜を抜いて首位に立った。
J2で20勝一番乗り。
冒頭に書いた疑問、「3-0は、今季何回目か?」について、正解は、なんと6回目!
これは、新潟の勝ちスコアの中で2番目に多いスコアなのである。
では、一番多いのは?
それは、2-0というスコアで、これが7回。
ほかに、3-1という2点差以上の差をつけて勝った試合が1回ある。
こうしてみると、20勝のうち、14回も2点差以上の差をつけて勝っているのである。
ほかの6勝は、1点差の試合。
サッカーで最も多い1-0は、2回のみ。
ほかに、2-1が2回、3-2が1回、4-3が1回である。
こう見ても、ボールを保持して多くの得点を挙げて勝つというのが、今季の新潟のサッカーなのだと、改めて思う。
今季2022のクラブスローガンは、「より攻撃的に!!」だった。
いよいよその集大成の時期を迎える。
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