アルビレックス新潟の松橋力蔵監督のリーダーシップのあり方がこの頃とても気に入っている。
日頃から「全員が戦力」と言っているが、それを口先だけでなく、采配でも見せている。
たとえば、選手起用で先発メンバーが、前の試合と同じということがない。
出場機会が少ない選手であっても、状態を見て、対戦相手を考えて、よい練習がこなせていれば、ベンチに入れたり交代出場させたりしている。
今回は、ほぼ1週間に3試合という連戦だが、「全員が戦力」だから、メンバーを入れ替えるのが当たり前のようにして起用した。
ともすれば、毎試合のベストメンバーは固定されがちなのだが、それぞれの選手の個性を生かしながら、しっかり起用して経験を積ませ自信を深めさせている。
一人一人の選手が自分をしっかり見てもらえている、という意識があるから、監督への信頼感が強い。
そして、そういう見方で接しているから、チームも互いの個性を活かし合おうという意識で練習や試合をしている。
だから、チーム内の協力と競い合いがうまくできていると言える。
先日の甲府戦でも、ハーフタイムの監督のコメントの1つが、
・甘すぎる。自分とチームを信じて2点目3点目を取ること。
だった。
「自分とチームを信じて」という言葉は、よい選手を育て、よいチームができていなければ言えない言葉だ。
選手たちのコメントからも、とてもよいチーム作りができているのが分かる。
たとえば、琉球戦で、渡邉泰基のスローインから先取点を挙げた高木のコメントにはこんな言葉があった。
1点目は、(渡邊)泰基選手の特徴を生かしてあげたいとずっと思っていた。シュートを打つ瞬間に、先輩として絶対に決めないといけないと思った。
ベテランの域に入ってきた高木選手の、チーム内の若手選手への想いが表れている。
だから、若手選手たちは監督や先輩選手たちに対して、期待に応えようとしている。
甲府戦でゴールを決めた19歳の三戸選手は、
自分の持ち味を出していかないとメンバーには入れないと思うし、J1に上がるには必要だと思うので、自分にできることを100%やり続けたい。
と、「自分の持ち味を出す」という言葉で率直な思いを表している。
同様に、すばらしい先制ゴールを挙げた小見選手も、自分の技術を磨こうと練習に取り組んでいたことを明かした。
(得点場面について)2、3週間前から練習でやっていた形。角度のないところにパスを出してもらって、そこからクロスと見せてシュート。みんなに馬鹿にされていたのですけど、今日こうやって結果に結びついて、「ほらみろ」って感じです(笑)。海外の映像で見て、自分の発案でやっていました。
自分の持ち味を磨き、他の選手たちにそれを認めてもらう。
それによって、勝てるチーム力を高めていく。
そんなチーム作りが進んでいることを、大切なこのリーグ戦終盤に見せてもらっている思いがする。
それは、監督の姿勢による。
監督の姿勢が、選手たちに受け入れられ、選手たちもそれに応えようという行動やプレーを展開していると、伝わってくる。
松橋監督、チームスタッフ、選手たちみんなの言動から、チームの一体感がすばらしいと感じている。
いいチームだ。
あと6試合、そのすばらしさを発揮し続け、栄光に向かおう。
Visca Albirex !!
日頃から「全員が戦力」と言っているが、それを口先だけでなく、采配でも見せている。
たとえば、選手起用で先発メンバーが、前の試合と同じということがない。
出場機会が少ない選手であっても、状態を見て、対戦相手を考えて、よい練習がこなせていれば、ベンチに入れたり交代出場させたりしている。
今回は、ほぼ1週間に3試合という連戦だが、「全員が戦力」だから、メンバーを入れ替えるのが当たり前のようにして起用した。
ともすれば、毎試合のベストメンバーは固定されがちなのだが、それぞれの選手の個性を生かしながら、しっかり起用して経験を積ませ自信を深めさせている。
一人一人の選手が自分をしっかり見てもらえている、という意識があるから、監督への信頼感が強い。
そして、そういう見方で接しているから、チームも互いの個性を活かし合おうという意識で練習や試合をしている。
だから、チーム内の協力と競い合いがうまくできていると言える。
先日の甲府戦でも、ハーフタイムの監督のコメントの1つが、
・甘すぎる。自分とチームを信じて2点目3点目を取ること。
だった。
「自分とチームを信じて」という言葉は、よい選手を育て、よいチームができていなければ言えない言葉だ。
選手たちのコメントからも、とてもよいチーム作りができているのが分かる。
たとえば、琉球戦で、渡邉泰基のスローインから先取点を挙げた高木のコメントにはこんな言葉があった。
1点目は、(渡邊)泰基選手の特徴を生かしてあげたいとずっと思っていた。シュートを打つ瞬間に、先輩として絶対に決めないといけないと思った。
ベテランの域に入ってきた高木選手の、チーム内の若手選手への想いが表れている。
だから、若手選手たちは監督や先輩選手たちに対して、期待に応えようとしている。
甲府戦でゴールを決めた19歳の三戸選手は、
自分の持ち味を出していかないとメンバーには入れないと思うし、J1に上がるには必要だと思うので、自分にできることを100%やり続けたい。
と、「自分の持ち味を出す」という言葉で率直な思いを表している。
同様に、すばらしい先制ゴールを挙げた小見選手も、自分の技術を磨こうと練習に取り組んでいたことを明かした。
(得点場面について)2、3週間前から練習でやっていた形。角度のないところにパスを出してもらって、そこからクロスと見せてシュート。みんなに馬鹿にされていたのですけど、今日こうやって結果に結びついて、「ほらみろ」って感じです(笑)。海外の映像で見て、自分の発案でやっていました。
自分の持ち味を磨き、他の選手たちにそれを認めてもらう。
それによって、勝てるチーム力を高めていく。
そんなチーム作りが進んでいることを、大切なこのリーグ戦終盤に見せてもらっている思いがする。
それは、監督の姿勢による。
監督の姿勢が、選手たちに受け入れられ、選手たちもそれに応えようという行動やプレーを展開していると、伝わってくる。
松橋監督、チームスタッフ、選手たちみんなの言動から、チームの一体感がすばらしいと感じている。
いいチームだ。
あと6試合、そのすばらしさを発揮し続け、栄光に向かおう。
Visca Albirex !!