「ビッグＳＭＩＬＥスタジアム！世界に誇るスタジアムを一緒につくろう！」のリスペクト精神

今日は、　サッカーＪ２アルビレックス新潟のホーム戦。
今日の試合から一部の声出し応援が行われる。
それがとても楽しみだ。

さて、ホーム戦の試合前にはいつも「ビッグＳＭＩＬＥスタジアム！世界に誇るスタジアムを一緒につくろう！」の映像が流れている。



サポーターに向けたこの選手たちの発信が、私は好きだ。



【高木】ビッグスワンには　小さな子どもから　ご年配の方まで　大変多くの方に　ご来場いただいています。
【田上】僕たちは　ピッチ上に関わる　全ての人たちに　リスペクト精神を持ち　フェアプレーで戦います。
【小島】今はまだ大きな声は出せませんが　スタジアムに響き渡る拍手や手拍子から　みなさんの想いは　僕たちにしっかり届いています。
【島田】サポーターのみなさんも　フェアサポート精神のもと　みんなで決めたルール、観戦マナーを守りましょう。
【堀米】どんな状況でもルールを守り　愛があふれる世界一のスタジアムを　いっしょにつくりましょう！！

私が特に好きなのは、田上選手の言っている部分だ。
「僕たちは、ピッチ上に関わる全ての人たちにリスペクト精神を持ち、フェアプレーで戦います」と言う部分だ。
これは、簡単にいうが、簡単ではない。
前節の試合では「ＪＦＡリスペクトフェアプレーデイ」として、試合前に両チーム主将がリスペクト、フェアプレーの精神で戦うという宣言をした。



だが、試合中熱くなって、相手選手に意図的な危険なファウルをしたり、審判に暴言を吐いたりしてしまう選手が何人かいた。

だが、アルビの選手たちは、日頃からそんな見苦しい戦い方はしていない。
危険なファウルを意図的に行ったりしないことはもちろんだが、勝っているときに長く倒れて時間稼ぎをしたりもしない。
なるべく早く立ち上がって、試合に戻ろうとしている。
また、審判に対しても、抗議をすることはあっても、冷静に話し合おうとしている。
これらの姿が、とてもすばらしい。
応援する側としても、誇らしい。

今節からは、サポーターの声出し応援が復活する。
だから、「ビッグＳＭＩＬＥスタジアム！世界に誇るスタジアムを一緒につくろう！」の呼びかけ映像は、もう流れないかもしれない。
でも、リスペクト精神を発揮して戦う選手たちの姿は、勝者にふさわしい姿だ。
ぜひこれからも、続けていってほしい。

ホーム戦では、今日からきっと、声援が選手たちの背中を押すだろう。
リスペクト精神を根底にし、声援で加速するアルビ戦士たち。
今日の一戦から始まるそのラストスパートが楽しみだ。

Ｖｉｓｃａ　Ａｌｂｉｒｅｘ　！！