ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

Cさんからの電話

2024-07-05 21:50:09 | 生き方

郵便事情もかなり悪化して、集配を急がなくなったものだから、届くのに時間がかかるようになった。

ポストに投函すれば、県内の近いところなら早ければその日のうちとか翌日とかに届いていた距離なのに、今年はそれでは届かない。

少なくとも2日かかるようになってしまった。

 

何を気にしているかというと、火曜日に投函した同級会の案内ハガキだ。

ちゃんと届いたかな、と心配していた。

高齢者の仲間入りをした年齢だから、仕事をやめて取り巻く事情が変わった人もいたはずだ。

中には転居した人がいるかもしれない。

そうすると、せっかくの案内が届かないというケースも出てきてしまう。

そうなってほしくないなあ、と願っているのだ。

 

昨日、夜になってうれしい電話があった。

同級会の案内を送ったら、Cさんから案内が届いた、と連絡があったのだ。

Cさんと話すのは久々だった。

 

同級会の開催は8年ぶりだが、8年前のそのときは、Cさんは交通事故にあって大けがをした直後だった。

だから、参加不参加の返信ハガキも返って来なかった。

大ケガゆえ、とにかく少しでもよい状態になるようにと祈っていたのだが、ずっと心配していた。

ただ、今年、高校時代の同窓生(同い年だが別な組だった)と会ったとき、Cさんの話が出た。

Cさんは、体は元通りには戻らなかったが、今はあちこち一人で出歩けるようになっているということを教えてくれた。

よかったなあと思っていた。

 

そのCさんから真っ先に電話連絡があった。

「いやあ、うれしいなあ。ありがとう。」

と声が弾んだ。

Cさんの話す口調も元気そのものだった。

「実はね、この前、長岡のGさんやNさんと会って飲んだんだよ。その時、今年はオリンピックの年だけど、同級会やるかなあ、どうかなあという話もしたんだよ。」

心配させて申し訳ない。

「新潟市でやるのもいいし、盆や正月でないのもいい。」

そのように、今回の計画に賛成してくれた。

そのほか短い時間でいろいろ話をした。

「じゃあ、近々返事を出すから、よろしく。」

ということで、電話を切った。

 

同級会の参加者を1名ゲットした気分になれた。

なにより、久々にCさんと話せてうれしかった。

高校時代、Cさんはクラスの雰囲気を盛り上げてくれるような存在だった。

その明るさに助けられたよなあ、と今でも思っている。

今回も、会場を予約したり案内状を作って往復はがきで出したりするまでの煩わしさが、Cさんからの電話で報われた気がした。

今回も助けてもらった気分になった。

10数年ぶりとなる、再会の日を楽しみに待ちたい。

 

コメント (2)
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