先日走ったときに、葉の半分ほどが真っ白な植物の群落を見つけた。
これはたしか、ハンゲショウ。
上部に花もつけていた。
変な名前だと以前気になって調べてみたら、24節気72候の、時候を表す言葉に「半夏生」(はんげしょう)があった。
いつかというと、夏至から11日目を半夏生と呼び、今年は7月1日がその日だったそうだ。
農家にとって半夏生は重要で、半夏生までに田植えを終わらせるとよいとされ、農作業の目安になっていた。 そして、農家では、半夏生は農作業をせずに身体を休める日としていた。無事に田植えが終われば田の神様に感謝をする行事を行い、この日の天気で収穫の出来を占ったりもした。
へえ~。なるほど。
「半夏生」、勉強になったよ。
そして、その頃に花を付けることから、例の葉が白くなる植物が、「ハンゲショウ」と名付けられたのだそうだ。
葉っぱの半分ほどが真っ白な白粉を塗ったような様子から「半化粧」とも呼ばれるとのこと。
開花と同時に花のすぐ下の葉が、半分から9割くらい白く変わるが、葉全体が真っ白になることはないそうだ。
花が終わると、葉の白いのもなくなっていくというから、今度確かめてみよう。