昨日のアルビレックス新潟の敗戦で、どよ~んとした気分であるのは間違いないのだが、そこまでひどい試合でもなかったかな、と思い返している。
FC東京のプレスを上回るパス回しは、うまさを感じたし、シュート数も枠内シュートも勝っていた。
ただ、最後のゴールだけが決まらなかった。
連続試合ゴールも途切れてしまった。
だが、シュートを打っていれば、時には思い通りにいったり相手に当たったりするような運がついてくることもある。
そうすれば、町田戦のように点がトトトンと入ることだってあるだろう。
そんなことを思っていたら、ネット上で、堀米と小野の記事を見つけ、2人のプロフェッショナルな言動に、昨日の試合の悔しさが少し薄れ、ポジティブになった。
ネット記事のサッカーマガジンWebで、堀米の記事を見つけた。
FC東京戦は負けたけど、堀米は、「チームとしての方向性は間違いない」ことをはっきり感じたのだという。
「評価できる部分が本当にたくさんあった」と語っていた。
「結果でしか評価されない世界ではあると思うので、いまサポーターの方に対して言い訳をすることはありません。」
「覚悟を持って僕は試合に臨んだので、やっぱりもう口じゃないな、と。いまは結果で何を示せるかというところだと思うので、 次は必ずやってやろうっていう気持ちしかないです。」
こうして責任感を持って戦っているというのが伝わってきた。
伝わってきたといえば、試合後のロッカールームでの小野裕二のチームメートに対する呼びかけは、すごく伝わるものがあった。(モバアルから)
・もっとサポーターに感謝の気持ちを表そう。彼らは、90分ずっと飛び跳ねて応援してくれている。
・サポーターたちは、下を向いている選手なんか見たくない。
・判定が違って抗議していたって判定が変わるわけじゃない。時間を浪費するだけだ。もたもたしていないで次のプレーに備えるべきだ。
・他の選手がどうだこうだ言うより、そのベクトルを自分に向けろ。
・もっと自分と向き合え。
…こんなようなことを言っていたかな。
小野裕二は一流のプロだなあ、と思った。
新潟はいつもチームワークがよく、気遣いに長けた選手が多かった。
だが、今までここまで言える選手はあまりいなかったようにも思う。
モバアルで試合後の小野の姿を見ていたから、この記事も素直に読めた。
堀米や小野の、こうした言動に、プロフェッショナルらしさを感じ、まだまだアルビは大丈夫だと確信した。
こういう記事を書いて流してくれた記者の方に感謝したい。
(ただ、小野の記事で「J1残留請負人」の表現には、カチンと来たけどね。)
次の試合で好転するかどうかは分からないけど、アルビレックス新潟のチームを信じて見守り、応援していきたい。
Visca Albirex !!!