今日は、天皇杯3回戦。
対戦相手は、こともあろうに、ひと月前にルヴァン杯で戦ったヴィファーレン長崎。
長崎とは、J2時代にも対戦があったから、よく顔を合わせているような気がする。
ただ、今はカテゴリーがJ1とJ2と分かれているのに、短い時間に3回も戦うなんて、なかなかないことだ。
データによると、直近の5試合の戦績は、新潟の2勝3分け。
負けていないのはいいが、長崎はただ今J2リーグの首位にいるチーム。
おまけに、資金力があるから強力な外国人選手も何人か所属している。
ひと月前にルヴァンで勝ったからと言って、油断はならない相手。
新潟の先発メンバーを見たら、先日のリーグ戦に出場した、トーマス・デン、小見、藤原、島田、稲村らの名前がなかった。
稲村は特別指定選手だから、大学での試合があれば欠場は仕方ないと思うが、小見や藤原はここのところフルに戦っていたから、土曜日の試合まで休ませようということなのだろう、と思った。
その代わり、先発メンバーに長谷川巧、ベンチメンバーに長倉、宮本ら、けがからの復帰組が入っていた。
できれば、彼らは、後半などで短い時間使いたいところ。
高木や小野、ダニーロもケガから復帰してまだ2,3試合目だが、がんばってほしいし、毎試合ベンチ入りしながら試合出場が叶わなかった青空くんにも期待した。
楽しみだなあ、と思ったのだが、今日の試合は、テレビでもネットでも試合中継は一切無し!
ああ、ムナシイ。
テキスト速報だけが頼みの綱、とはつまらん!
…そう思っていたのだが、見られなくてむしろラッキーだったかもしれない。
試合が始まって間もないころ、ネットにつないで調べたら、なんともう0-1で負けていた。
それを見て驚き、まばたきしていたら自動更新の画面が、0-1から0-2に変わった。ええ~っ、何これ!?
6分と11分に失点していた。
あちゃ~、何をやってんだか…。
これで次の得点が相手に入ったら、天皇杯は終わりだな…と思っていた。
すると、33分、画面は0-3に…。
終わったな…、と思ったよ。
それでも奇跡を信じていたのだが、39分にダニーロが一発レッドで退場だという。
うわわわ…。
もう言葉もなくなった。
おまけに、早川が負傷して堀米と交代したとか…。
後半は、ただただむなしかった。
52分、0-4。
76分、0-5。
90+1分、0-6。
元アルビの10番、加藤大にダメを押された。
試合終了、アルビのHPには0-6と出た。
大敗だ。
これは、ショックが大きい。
土曜日までに立て直せるのか?
不安になった。
だが、数分後に、試合結果が訂正された。
90+3分に、石山青空が、一矢報いるゴールを挙げたらしい。
1-6。
応援するこちらとしては、その1点に希望を見出したい。
「見出した」ではなく「見出したい」だ。
また、1人少なくなってからも、選手交代はきちんと行って、後半には宮本、78分には3枚替えで長倉、長谷川元希、遠藤らを起用した。
復帰組も試合に出場させることはできた。
これも、プラスに考えたい。
天皇杯の「てっぺん」は拝めず、そのはるか前で滑り落ちてしまった。
だが、このままずるずると負け試合が多くなっていくようなチームにはなってほしくない。
ダメージは大きいが、国立で行われる土曜日のFC東京戦で、ふっきれた試合を見たい。
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