やはり山形方面では大雨被害が出ていた。
救助要請で出動したパトカーが大水に流され、2人の警察官が行方不明になってしまったというニュースもあった。
見つかったパトカーは、逆さになっていた。
1人は遺体となって見つかったらしい。
大雨はただ降るだけでなく、川の増水を伴う。
勢いのある濁流となって、川堤を決壊する。
映像を見ているだけでも怖い。
今日は、5日ぶりに走ってみながら、当地郊外の田や用水路の様子を見てきた。
幸い、どこの田も、稲が順調に元気に育っているのを見ることができた。
昨日の雨くらいでは、まだ田は大丈夫だったようだ。
だが、用水路はやはり危なかったもよう。
こんなふうに水路にかかったハシゴを見てみると、もう少しであふれそうなところまで水量が増えていたのだな、とわかった。
ぐるぐるっと、農道を中心に走って、帰ってきた。
近所の川も、増水したから、川を横断するパイプには、流されてきた草がたくさん引っ掛かっていた。
わが家の近くでは、こうして川より高いところにゴミが引っかかっていた。
つまりは、この川があふれてしまったから、そのあふれた水が、昨日わが家の前の道路を川にしたということだ。
あれ以上降ったら、本当に危なかった。
走りながら、路上にゴミが散見されるところもあった。
そのゴミは、大水で流されてきたまま残ったものなのだろう。
だが、今日の川や用水路の流れは、幸いいつもの平穏を取り戻していた。
「平穏無事」という言葉があるが、それが一番いいことだなあと思いながら、10㎞を走った。
被害を受けた地域の復興を祈りつつ…。