雨中の激闘は0-0のスコアレスドローに終わった。
サッカーJ2リーグ第25節、アルビレックス新潟は、アウエーでジェフユナイテッド千葉と対戦。
日本中で雨の被害が出ていて、今日は中止になった試合もいくつかあったが、この試合は雨は降っていたが大丈夫だった。
新潟は、前節、勝ったと思った試合を引き分けにしてしまったショックからどれだけ立ち直り、得点を決めていけるか。
ボールを支配することはできるだろうから、そこに注目して見ようと思った。
ところが、であった。
新潟は、ボールをなかなか支配できないのだ。
千葉の寄せが早いのと、複数によるボール奪取の試みが鋭くて、なかなか足元をつないで前に進むということができなかった。
よく見てみると、千葉の選手は、パスが渡った新潟の選手に接近し、腕やユニフォームをつかんだりして、自由を与えないようにする。
その間に、もう一人が走り寄ってきて、ボールを奪取しようとするのだ。
人に対して強く当たってくるユン・ジョンファン監督のサッカー。
新潟は、パスをつなぐことがいつものようにはできなかった。
逆に、千葉は寄せの速さで勝り、新潟陣内に迫ることが多かった。
だが、打たれたシュートは、守護神小島がよくはじき、防いでいた。
後半に入って、アクシデント。
その守護神小島が、ハイボールを空中でジャンプして取ったところに、相手選手が突っ込んできたものだから、たまらない。
両手にボールを持ったまま、側頭部から地面に落下。動かなくなってしまった。
これを見た新潟のDF千葉が、急いで医療スタッフを呼んだ。
全く動かないGK小島は、当然ながら担架で運ばれて退場した。
代わって、藤田が、今季リーグ戦初出場となった。
アルベルト監督は、63分、ロメロに代わって至恩を起用。
この辺から、新潟のリズムも少し回復してきたように見えた。
そして、78分には、前線の主力選手鈴木、高木、谷口に代えて、高澤、高、星を起用。
控えメンバーで、フレッシュな選手を入れて、攻撃を活性化させた。
だが、決定的な場面を作れず、ゴールを割ることができないまま、試合終了となった。
これで、4戦連続負けなしではあるが、3試合連続の引き分けとなってしまっている。
2位磐田が逆転勝ちして、暫定首位におどり出て、新潟と勝ち点差5。
試合のなかった京都とは、勝ち点4差と1歩だけ差はつまった。
3位琉球が水戸に敗れたから、代わって新潟が3位には上がった。
だが、1位2位のチームが勝つと、どんどん勝ち点差がついてきてしまう。
もたもたしていると、昇格圏が遠くなっていってしまうから、焦りが生まれてしまうことが懸念される。
今日の試合は、天気がよくなかっただけでなく、スタジアムのピッチも荒れていてでこぼこしていてよくなかった。
さらに、緊急事態宣言を受け、新潟からのサポーターのビジター席は設けられなかった。
忍んで行った人たちもいたかもしれないが、オレンジのユニフォームを着用することもできなかった。
だが、ホームの千葉は、サポーターの太鼓はあるし、観客の拍手もある。
12番目の選手「サポーター」がいるチームとそうでないチームでは、「競技する人数」が不公平でないかい?
そんなふうに不利な条件をいろいろ指摘することもできるとはいえ、目指すサッカーは、そういうことに負けない攻撃的なサッカー。
前節のような気を抜いたシーンはなかったが、プレー全体が重く見えたのも事実。
GK小島の負傷の具合も気がかりだ。
簡単に復帰はできないだろうから…。
次節は、ホームで相模原戦。
相模原は、今日の試合で上位の甲府を倒し、J2最下位を脱出した。
監督が交代し、新しい選手たちも加わって、戦力が高まっている。
決して油断はできない。
今が一番苦しい時期、正念場だ。
ここを切り抜けたら、一気に加速できるはず。
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サッカーJ2リーグ第25節、アルビレックス新潟は、アウエーでジェフユナイテッド千葉と対戦。
日本中で雨の被害が出ていて、今日は中止になった試合もいくつかあったが、この試合は雨は降っていたが大丈夫だった。
新潟は、前節、勝ったと思った試合を引き分けにしてしまったショックからどれだけ立ち直り、得点を決めていけるか。
ボールを支配することはできるだろうから、そこに注目して見ようと思った。
ところが、であった。
新潟は、ボールをなかなか支配できないのだ。
千葉の寄せが早いのと、複数によるボール奪取の試みが鋭くて、なかなか足元をつないで前に進むということができなかった。
よく見てみると、千葉の選手は、パスが渡った新潟の選手に接近し、腕やユニフォームをつかんだりして、自由を与えないようにする。
その間に、もう一人が走り寄ってきて、ボールを奪取しようとするのだ。
人に対して強く当たってくるユン・ジョンファン監督のサッカー。
新潟は、パスをつなぐことがいつものようにはできなかった。
逆に、千葉は寄せの速さで勝り、新潟陣内に迫ることが多かった。
だが、打たれたシュートは、守護神小島がよくはじき、防いでいた。
後半に入って、アクシデント。
その守護神小島が、ハイボールを空中でジャンプして取ったところに、相手選手が突っ込んできたものだから、たまらない。
両手にボールを持ったまま、側頭部から地面に落下。動かなくなってしまった。
これを見た新潟のDF千葉が、急いで医療スタッフを呼んだ。
全く動かないGK小島は、当然ながら担架で運ばれて退場した。
代わって、藤田が、今季リーグ戦初出場となった。
アルベルト監督は、63分、ロメロに代わって至恩を起用。
この辺から、新潟のリズムも少し回復してきたように見えた。
そして、78分には、前線の主力選手鈴木、高木、谷口に代えて、高澤、高、星を起用。
控えメンバーで、フレッシュな選手を入れて、攻撃を活性化させた。
だが、決定的な場面を作れず、ゴールを割ることができないまま、試合終了となった。
これで、4戦連続負けなしではあるが、3試合連続の引き分けとなってしまっている。
2位磐田が逆転勝ちして、暫定首位におどり出て、新潟と勝ち点差5。
試合のなかった京都とは、勝ち点4差と1歩だけ差はつまった。
3位琉球が水戸に敗れたから、代わって新潟が3位には上がった。
だが、1位2位のチームが勝つと、どんどん勝ち点差がついてきてしまう。
もたもたしていると、昇格圏が遠くなっていってしまうから、焦りが生まれてしまうことが懸念される。
今日の試合は、天気がよくなかっただけでなく、スタジアムのピッチも荒れていてでこぼこしていてよくなかった。
さらに、緊急事態宣言を受け、新潟からのサポーターのビジター席は設けられなかった。
忍んで行った人たちもいたかもしれないが、オレンジのユニフォームを着用することもできなかった。
だが、ホームの千葉は、サポーターの太鼓はあるし、観客の拍手もある。
12番目の選手「サポーター」がいるチームとそうでないチームでは、「競技する人数」が不公平でないかい?
そんなふうに不利な条件をいろいろ指摘することもできるとはいえ、目指すサッカーは、そういうことに負けない攻撃的なサッカー。
前節のような気を抜いたシーンはなかったが、プレー全体が重く見えたのも事実。
GK小島の負傷の具合も気がかりだ。
簡単に復帰はできないだろうから…。
次節は、ホームで相模原戦。
相模原は、今日の試合で上位の甲府を倒し、J2最下位を脱出した。
監督が交代し、新しい選手たちも加わって、戦力が高まっている。
決して油断はできない。
今が一番苦しい時期、正念場だ。
ここを切り抜けたら、一気に加速できるはず。
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