まずい、まずいぞ。
後半早々のチャンスを逃した後に、相手に与えてしまったコーナーキックからの失点。
0-1。
これで焦らなきゃいいが。
そう思った。
チャンスは作りかけるのだが、得点が入らずに時間ばかりが過ぎていく。
ヤバいよ、ヤバいよ~。
頭の中に出川哲朗が出てきて、叫び始めた。
それなのに、アディショナルタイム直前、なんと痛恨の2点目の失点。
0-2。
そこで私の脳内の出川哲朗は、絶句した。
ヤバいなんてもんじゃない!というわけだった。
結局、その後攻めまくったが、スコアは動かず0-2で敗れた。
試合終了の笛が鳴った瞬間、崩れ落ちる新潟の選手たち。
その姿が痛々しくて、見ていられなかった。
整列して頭を下げるところまでは見たが、試合後の選手たちにかける言葉も見つからず、ダッシュで帰った。
駐車場までひたすら走っていった。
ヴェルディとは、アウェイで対戦し、2-2で引き分けていたが、その時は、個々の技術で新潟の選手たちの方が勝っていると感じていた。
今日は違った。
他のチームのようにヴェルディもアルビを徹底研究していたのがよくわかった。
アルビの選手たちのパスがつながらないからだ。
個々の選手がアルビのボールを持った選手に強く当たって来る。
組織だってやって来るから後ろにボールを回すしかなくなっていた。
サイドからウイングの方にボールを回したいが、そこにはサイドバックがしつこくマークしていた。
だから、いつもは強引に仕掛けるダニーロが、なかなかボールを持てないし、進行方向が空いていないから進めない。
左の小見もしかり。
おまけに、ヴェルディの選手たちは、しつこくからんできた。
だからこそ、前半のうちに2枚もイエローが出たのだろうけど。
パスを出されても、必ず足を伸ばしていたこともあり、有効な攻撃は出せなかった。
その理由は雨中での試合だったが、このゲームは、決して雨のせいではなかった
後半開始早々、アルビがチャンスを握った。
監督リキさんのはっぱが効いたのか?と思ったが、得点できずに相手ボールとなった。
接近して守っていると、アルビの選手に何気なく当たったボールがゴールラインを割った。
いやな形でコーナーキックを与えたな、こういうときが危ないんだよな。
その予感が当たるから、困ったものだ。
コーナーキックからはね返すボールが、ピンボールのように行き来し、ポストに当たったボールは、ヴェルディ選手の前に転がってしまった。
それで先制を許してしまった。
反撃に出るものの、前半よりはましだったが、なかなか決定的なシーンは生まれなかった。
そうこうしているうちに、天からまた強い雨が降ってきた。
選手と一緒に戦おう、とポンチョをかぶって雨に濡れながら応援した。
ボールは支配するものの、ヴェルディ選手たちのあきらめない粘り強い守備を打開できないまま時間が過ぎた。
その間に、私の脳内の出川哲朗は「ヤバいよ、ヤバいよ~」を叫ぶようになったのだった。
選手交代も空しく、逆に追加点を奪われた。
1点目と同じ、コーナーキックからの「ピンボール」からだった。
そして、必死に戦っているのは分かったが、得点できずクリーンシートを食らった。
小野も谷口も、鈴木孝司もいない。
相手にとって怖いFW陣がいないと、やはり迫力に欠ける。
ケガを回復させ、速く戻ってきてくれ~!と叫びたい気分だ。
絶対に負けられない一戦を負けてしまったアルビレックス新潟。
残るリーグ戦は、他チームより少ない3試合。
相手は、柏、ガンバ大阪、浦和。
いずれも楽ではない相手だ。
ルヴァン杯の決勝は、必勝祈願だが、リーグ戦残り3試合も神頼みしたい思いでいっぱいだ。
でも、結論。
選手たちを信じるしかない。
負けたいと思ってプレーする選手はいないのだから。
Visca Albirex !!!
楽天的に考えられればいいのですが、危機管理上の考えでいくと、磐田が2戦多いから、+6追加されて逆転されているくらいの感覚でいます。だから、この試合では負けずに+1積み上げ、得失点差も変わらない方がよかったのですが、逆にー2増やしてしまいました。
対戦相手を考えても厳しい限りですが、「火事場の馬鹿力」的なものを発揮してほしいです。磐田や札幌はそんな感じですよね。あ~、しばらくは、気持ち悪いドキドキが続いていきそうです。
小野、谷口、鈴木孝司不在で攻撃力のパワーダウンは明らかですし、本当に苦しい状況ですねぇ。
現在降格圏の18位の磐田との勝ち点の差は2ですけど、試合数、2試合磐田が多いんですよねぇ。残り試合、勝つしかないですけど、対戦相手みな難敵ですし…。
まぁ、我々は応援するしかないですね。(あと、下位チームの負けを祈ることですか、ふぅ…って感じですけど。)
これからもよろしくお願いします。