ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

4年ぶり開催のごせん紅葉マラソンを楽しく走る(2)

2022-11-07 19:28:57 | RUN


スタートして、33秒後、スタートゲートを通過した。
今朝方雨が降ったせいで、路上の一部には水たまりがあるところもあった。
そんな道を、まずは村松桜中学校脇の上り坂をゆっくり上って行く。
ウオッチで確認すると、7分/㎞の速さで、今の自分にちょうどよい。

ここを上がると、今度は上ったときより斜度のきつい下り坂。
降りている最中には、左前方に左折して第1折り返しに向かって走っている列が確認できた。

みんな、速いなあと思いながら、坂を下って自分も左に折れて第1折り返しに向かうが、そこを折り返して、第2折り返しに向かう人たちがスピード感のある走りですれ違ってきた。

第1折り返しまでは、折れてから約500m。
以前は、ここをもう何kmか進んでから折り返していたのだったよなあ。

この折り返し地点で声援を送ってくれる人たちは、自分たちも仮装して楽しみながら声を出し続けているように見えた。

来た道を引き返し、先ほどの坂につながる道との交差点に出ると、坂とは逆方向の山に向かって走って行くことになる。
第2折り返しまでは、今度は500mよりは距離があるように思えた。

山方向への道だから、ほとんどわからないほどの緩やかな上り道。
折り返しの手前はゆるやかにカーブしていたが、第1折り返し同様に田んぼに囲まれた道の途中で突然の折り返し。

ここも、以前は別方向の山に向かって何kmか走っていたのだった。

折り返して、間もなく3kmを走ったことになる。
自分の時計では、①6分07秒 ②5分53秒 ③6分ジャストと、思っていたよりも少し早めのペース。
だが、無理をしている感じはない。
だから、少しきついはずの上り坂も、1周目はペースを落とさずに上り切ることができた。


そこから長めの下り坂を、村松桜中学校を横目に下っていく。
やがて、五泉市陸上競技場の周りの道を、長方形の4辺をたどるように走って行く。


村松公園の一角、愛宕神社への入口も通るから、鳥居を逆にくぐっていくコースとなる。


そこからまた右に曲がると、そこには園児たちが可愛い応援を行ってくれていた。
さすがに、どのランナーも手を振ってこたえていた。
そこを過ぎると、30分余り前に並んでいたスタート地点に戻るというわけだ。


ここで距離を確かめると、もう5kmを200m以上上回っていることに気付いた。
GPSウオッチと大会の距離が合わないのはよくあることなので、気にせず通り過ぎた。

ここでは、五泉の特産であるチューリップのかぶり物をしている女の子2人が左右にいて、可愛い感じだった。
④5分58秒 ⑤5分49秒
声援を送る人が多くて平坦だと、やはりペースが多少上がってしまう。
でも、きつくなるような、がんばって走っているのとは違う、今日の走り。
これで、1回目の周回が終わり、ハーフマラソンの4分の1を走ったことになる。
今のところ、腰痛も出ていないのはラッキー、と思いつつ、無理のない速さを維持しながら行こう、と2周目に突入した。

すると、中学校脇の上り坂で、痛みに似た腰に軽い疲れを感じた。

でも、まだ大丈夫、と思っていると、今度はぽつぽつと弱い雨が降ってきた。
温まった体にちょうどいいや、と思いながら、ゆるりと走る。
2回目の坂を下ると、1周目と違ってずいぶん前を走る人の数が少なくなった。

それだけ、結構速く走っていった人が多いということだ。
⑥6分17秒

それを示すかのように、第1折り返しの方へ曲がると、まもなく後方から先導の自転車がやってきて、
「まもなく選手が走ってきます。左側に寄ってください。」
と促された。すると、
タッ、タッ、タッ、タッ、ビューン。
という感じで、2人のランナーが先頭争いをしながら、高速で私を追い抜いていった。

この2人は、終盤まで優勝争いを繰り広げていた。
それにしても、私が6kmを走ってるところで抜かれるとは、この2人は私のほぼ倍のスピードでレースを走っているということなんだ。
すごいなあ、これこそマラソン大会だよ。
あ、私の走りは、マラソン大会ではなく、ジョギング記録会かな?
⑦5分53秒
でも、結構いい感じで7km過ぎまで走ってきた。
3分の1が順調に終わったのは、何よりだった。
(つづく)
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