ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

栃木に快勝!新潟連勝!!~2022第9節栃木SC戦~

2022-04-10 20:26:17 | アルビレックス新潟
2-0。
快勝だった。
サッカーJ2リーグ第9節、ホームアルビレックス新潟対栃木SC。


今日の試合から、座席が1つおきではなくなった。
好天もあり、観客数は久々に1万人を超え、11,328人であった。
ただ、今日の新潟県のCOVID-19感染症新規感染者数は、過去最多の896人だったので、油断は禁物なのですゾ。

前から厳しく追ってくる栃木の戦い方は、しっかり予想されていた。
それを巧みにかわし、味方同士助け合いながらパスをつなぎ、相手ゴールに迫る。
コーナーキックのチャンスをつかむと、高木の蹴ったボールはゴール前に上がった。
そのボールに飛び込んだイッペイシノヅカが、右足アウトサイドで技ありのゴール。

ここ2試合、先制点を取れずに苦しい戦いが続いていたから、大きな1点だった。

この後、栃木がどんなにプレスをかけに来ても、新潟は巧みに細かくパスを回して、ボールを渡さなかった。
時々、栃木にボールが回りかけるのだが、新潟の選手がよく体を張って自由にさせなかった。
栃木の戦い方も、去年までとは違って、ボールをつないで攻めようという姿も見られた。
それでも、栃木のFW矢野貴章は、ベテランながら、試合の最初から最後まで走り回っていた。
泥臭くボールを追うその姿は、彼の新潟所属時代私たちが大好きだったものだった。

【試合前練習の矢野の姿は懐かしかった】
今日は、活躍してもいいけれどゴールは決めないでおくれ、と祈っていた。

後半途中から、栃木は選手交代によって試合状況を打開しようと試みた。
すると、一度に2枚替えした選手2人が、新潟がらみであった。

1人は、帝京長岡高校出身で、高校サッカーベスト4の存在感を見せた谷内田哲平。
もう1人は、かつては新潟で主将も務めながらシーズン途中で他チームへ移籍してしまった磯村亮太。
おお、元気だったか、2人とも。
だけど、今日は活躍しなくてもいいからね。

次の1点が勝敗を分けそうな予感がする中、75分、高木から浮き球のパスを受けて前進した谷口が、合わせるのが難しいタイミングでシュートを放つと、相手GKがそのボールの強さに対応しきれず、ゴールネットが激しく揺れた。
遠くから見ていた私は、てっきりサイドネットを揺らしたのだと思ったが、違った。
まぎれもなく、欲しかった追加点だった。

谷口、ここ5試合5得点!

2点のリードを奪った新潟は、一挙に3枚替えの選手交代を行った。

そのメンバーの中に、新外国人選手、アレクサンドレ・ゲデスの名前があった。

【試合前の練習でも高さが目立つ】
ポルトガル出身の彼のプレーを見たかった人は多かったはず。

残念ながら、彼がシュートを打つ場面は見られなかったが、試合経験を積むことができたのは収穫だった。

追加点こそ奪えなかったが、攻守で栃木を上回った新潟。
2-0で試合終了。

決定的な場面を作られることは少なかった。

われわれが予想していた以上に新潟さんのボールを動かす力、あるいはボールを回収してもそのあとに奪い返す力などがあり、時間を与えてもらえなかったと思います。プレスで寄せても叩かれて、寄せが甘ければ前を向いて仕掛けられる。こういうシーンが続き、だんだんと前への圧力が弱まってしまったと思います。
これが、栃木監督のコメントの中にあったが、そのとおりだと思った。
新潟は、支配率のわりにシュートこそ少なかったが、丁寧なチャンスづくりをしていた。

今日のMOMは、前後半走り回ってチームを支えた島田。


今節は、J2リーグの上位3チームが引き分けや敗戦だったこともあり、その3チームとは少しだけ差が縮まった。
新潟は、5位タイから単独5位となり、2位東京ヴェルディとは勝ち点3差に迫った。
次節アウェイ岡山戦は、今季初の3連勝がかかる。
是非ともそれを成し遂げて、自動昇格圏以内でリーグ戦を戦い続けたいものだ。


【試合後の観客は、混んだ座席で勝利に歓喜】

Visca Albirex !!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1週間後の燕さくらマラソンが走れるか、11kmをお試しRUN

2022-04-09 20:39:34 | RUN
来週土曜日は、燕さくらマラソン。
それまで1週間となった。

先日も書いたとおり、近ごろ少々体調不安を抱えている。
不安に思うだけでなく、実際に走れるのか、走っても大丈夫なのかを確かめてみなくてはいけない。
速く走るとその後や翌日以降に体がきつくなるのだから、きつさを極力感じないように緩めのジョギングにしたら、どんなものなのだろう。
できれば、大会に参加したい。
だから、ペースの遅めなジョギングで走ってみたらどうなるだろう。
それを確かめてみることにした。

久しぶりにサイクリングロードを中心に走ってみることにした。
今日は、その選択がよかった。

よかった理由は2つある。
1つは、なんといっても、春に咲く樹木の花をたくさん見ることができたことである。
最初に出合ったのは、コブシの花。

これが、何本か続く通りというのは、なかなかない。


しばらく行くと、今度は、春の樹木の花の代表。
そういえば、やっぱりサクラをおいてほかにない。
それが青空をバックにすると、さらに美しい。

ただ、まだ咲き始めに近い。

満開になったら、さぞかし見ごたえがあることだろう。

満開といえば、見つけたサンシュユは、満開そのものだった。


ハクモクレンの大木もあった。

ふっくらしたその花のふくらみを見ると、なぜかホッとする。

ウメの花も、ピークは過ぎたものの、まだまだきれいだ。


最も多かったのは、レンギョウ。

午後の陽射しに輝いていた。

最後に、赤い桜のような花が多数咲いている木があったぞ。

ヒカンザクラとでもいうのだろうか。


2つ目は、2人の人との再会。
かつて一緒に勤めた人との再会が2つあった。
犬を散歩させていた1人目の人は、待望の赤ちゃんを授かったと言っていた。
2度も一緒に勤め、私が上司に当たっていたので、結婚式にも呼んでいただいた。
それから何年もたっているから、喜びは大きいことが伝わってきた。

家の門周辺の草取りをしていた2人目の人は、足の痛みがあるから作業する範囲を、今日はここ、次はあそこと決めて少しずつやるのだと言っていた。
大学を出て初めての職場で一緒に勤め、気さくな人だったので、松任谷由実や中島みゆきのLPをよく借りたものだった。

樹木の花々や懐かしい人との再会で時々足を止めたせいもあり、気持ちよく11kmを走れた。
あとは、今夜や明日などに体調不良が出なければいい。
それ次第で、燕さくらマラソンは、今日のようなゆっくりめのジョギングで走り通したいと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「古木巡礼」(倉本聰著;文藝春秋社)~痛快な古木たちのモノローグ~

2022-04-08 16:28:27 | 読む


本書は、あの「北の国から」の脚本を書いたことで有名な倉本聰氏が著した書である。
初版が、2021年4月15日となっているから、結構新しい本である。
新しいがゆえに、なかには、新型コロナウイルス感染症についてのことも出てきたりする。

書名は、「古木巡礼」となっているので、最初は全国の古木を訪ねて回ったような内容かと思っていたが、そうではなかった。
「全国の古木」を題材にしているのは間違いない。
だが、内容は、話者を各地の古木としてそのモノローグとして綴られている。
そのモノローグは、何編かの詩の形にして表現されている。

さらに、点描で描かれた大きな古木のイラストがその合間にいくつも出てくる。
それらの絵は、倉本氏自身が描いたものだそうだ。

非常に上手に表現されているので感心してしまう。

さて、詩の形で表現された古木たちの語りは、心にビンビンと響いてくるものがある。
最初の「戦争好きの人類へ」では、こんな部分がある。

トランプ プーチン 習近平 安倍晋三
愚か者たちが わずか数十万年前
この世に誕生した人類という種が
地球のトップ 支配者だという
愚かな錯覚と勘違いに陥り
地球そのものを こわそうとしている
自然を敵に廻そうとしている
愚かなことだ
愚かすぎる


大国や日本のリーダーの愚行を、古木の言を借りて痛烈に批判している。

この後、本書では、日本各地の古木が登場する。
長崎山王神社のクスノキ、京都建仁寺の松、磐田駅前のクスノキ、世田谷区九品仏のカヤノキ、福島の桜、鳥海のブナ林、その他いろいろ…。
そして、彼らの語りには、戦国時代の武将や、江戸時代の家光、幕末に生きた人たち(…例えば沖田総司)、太平洋戦争の頃の暮らしや原爆、現代の人間の滑稽な生活ぶりなどが登場する。
古木たちは、日本を中心とした歴史に触れながら、経済活動を優先させて、自然破壊・環境破壊の道を進んできた人間に対する警告や批判を繰り広げている。

「萬葉の言の葉」では、COVID-19感染症のことを中心に語っている。

今年は地上でコロナが暴れた
人間は初めてコロナウイルスに出逢うて
右往左往の大さわぎをした
大さわぎをしたのは良いことだ
あれは自然のいたずらだよ
復讐なんて云わん 一寸したいたずらよ
人間が一寸調子にのりすぎて
あんまり自然を馬鹿にするからな
あんたらはそれ程賢くなんかない
ほんの一瞬地上に現われて
科学やら経済やらつまらんもの覚えて
まるで宇宙を征服したかのように
錯覚と勘違いで増長しとるから
少しそこんとこに気づかしてやろうと
小さないたずらをしかけとるのよ
それがいたずらだと人が気づくように
時々笑って種明かししとるのに
それにも全く気づこうとせん
予想以上に賢くないな人は


読んでいて、古木の語り口が痛快だ。
愚かな人類に対する危機感を感じる。
まして、COVID-19感染症のパンデミックのなか、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮のミサイルなど、とんでもないことが頻発している現在だから、なおさらだ。
古木の語りから伝わる怒りと呆れは、大きい。

題名から連想した内容は全く違っていたが、まさに今の時代に警告を与える、良書だ。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「燕さくらマラソン大会」の関係資料が届いたが…

2022-04-07 21:03:17 | RUN


桜色の封筒が届いた。
それは、燕さくらマラソン大会実行委員会事務局からのものだった。
中に入っていたのは、以下のものたち。



大会プログラムをはじめとする、参加に必要なもの。




ナンバーカードや計測用チップのほか、荷物を入れるための、手荷物預かり用ビニール袋などは、大会に必要なものですな。

そして、このご時世、健康チェックシートは欠かせない。


ただ、昨年と違うのは、昨年は大会前2週間分、毎日体温の計測や健康状態のチェックを欠かさずして記入しなくてはいけなかったのだが、今回は、そういうわけではない。
わずらわしさが少なくてすむということだ。

送られてきたものの中で、最も素晴らしいと思ったのは、参加賞だ。
「燕の洋食器」は、有名だ。
去年は、取り分け用の大きなスプーンだった。
わが家では、気に入って、中華風の料理を作ったときなどに使っている。

今年は、アルミ製の赤紫のもの


と、ステンレスの銀色のスプーン。


実におしゃれな感じだ。
これでアイスをすくって食べたら、さぞかしうまかろう。

ほかに目を引き付けられたのは、桜まつりのリーフレット。
有名な「おいらん道中」のこと



や、土手沿いを走る大河津分水100年のお知らせ



などが載っていた。

懐かしい。
「懐かしい」というのは、私がかつてこの地域(旧分水町)に新婚時代にアパート住まいをしたことがあったから。
3年間住み、最後の1年は妻の勤務先が遠方になり、私は単身赴任となってしまったのだった。

そんな懐かしい場所で行われるマラソン大会だから、去年初参加できて、すごくうれしかった。
コースの一部には、ちょっぴりだがかつて通勤路に使った道もあった。
だから、今年も参加しようと楽しみにしてはいたのだ。

ところが、最近、走ると不整脈が出たりして体調不良を起こすことが多い。
先日も、春の野の花花見RUNをした後、体調不良に悩んだ。
そんなわけで、今年は、参加すべきかどうか迷っている。

プログラムを見ると、私以上にアルビレックス新潟が大好きなYAOさんもエントリーしていることがわかったし、かつて暮らした懐かしい地域でもあるし、走りたい気持ちはやまやまなのだが、どうしたものか…。
スローなジョギングで休み休み走るかとも考えたりするのだが…。
結論は、もう少し体と相談してからだな…。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五頭薬草園で、春の野の花花見

2022-04-06 22:14:47 | お出かけ
春らしい晴れの午前。
野の花を見に行きたく思った。
本当なら、カタクリを見に行きたいところだが、近辺ではまだ早すぎるようだ。
なので、今の時期なら、オウレンが咲いているはずと、阿賀野市の五頭薬草園を選択。

確かに、オウレンは満開だった。

ここでは、オウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンとあるらしいが、その違いはよくわからない。

でも、日光が当たって、小さく特徴的な花が咲き乱れているのは、とてもまぶしくて美しかった。



園内で、ほかによく目立ったのは、キクザキイチゲ。
白い花と青い花とがあり、ところどころ入り混じって咲いているのが、とてもよかった。

野に咲く花に興味を持ち始めたころ、最初に美しいと思ったのが、このキクザキイチゲの白花が一面に咲いているのを見たときだった。

その後、青花もあると聞き、見てみたいと思っていたら、意外と家から遠くないところでたくさん見るようになったのだった。

そして、同行した娘が、1つだけ咲いていたカタクリの花を発見した。

今年のカタクリの初咲きだ。
なんとうれしい。

あとは、ミヤマカタバミの三つ葉の葉をよく見かけるので、どこかに早咲きしているものはないかと、一生懸命探した。
すると、小さな水路沿いに1つ2つ咲いているのが見つかった。

ラッキー!

ほかにも、ミズバショウやショウジョウバカマ、コシノカンアオイ、ナツボウズなども見ることができた。
野の花の花見、今日は大満足!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阪神タイガース、9連敗後甲子園で今季初勝利!!

2022-04-05 20:56:12 | スポーツ
やっぱり阪神タイガースは、甲子園で戦うことが一番、力になるんだな。

そう思う勝利だった。

なにせ、開幕から3カードすべて3連敗。
セ・リーグの開幕からの連敗記録を更新する9連敗。

不名誉な記録は、大阪ドーム、マツダスタジアム、東京ドームという球場で作られた。
いくら大阪ドームが本拠地扱いだったとしても、やっぱり阪神のホームは、甲子園球場だよ。

ホームで、ファンに不甲斐ない姿は見せられないとばかりに、初回から選手が躍動した。
近本ヒット、中野タイムリー、佐藤輝2ランホームランで3点先制とたたみかけた。

そして、西勇輝が、ピンチを迎えても気合の入ったピッチングで、DeNA打線を抑えていく。
追加点は2回の1点にとどまったが、4点のリードを守り切り、初完封を果たした。

ようやくの1勝。
選手たちも、まるで優勝が近付いたかのような喜び方だった。

遅すぎる初勝利だが、甲子園のファンにとって待ち望んでいた試合を、強い勝ち方でものにした。
「六甲おろし」が、やっと聞けた。

さあ、ようやくリスタート!
これから快進撃といきましょう。
なんてったって、今年はトラ年なんだから‼️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大相撲 行司の世界」(根間弘海著;吉川弘文館)

2022-04-04 20:04:26 | 読む


大相撲は、子どものころから好きで、結構見る。
まだ自分の家にテレビがないころ、よく近所の雑貨店に行き、テレビで相撲を見せてもらっていた。
小学校にも上がっていない子どもだったので、大きな声で「大鵬、大鵬!」などと叫ぶものだから、「うるさい!出ていけ!」とほかの人に言われたこともあったのを覚えている。

その大相撲、先場所は関脇若隆景の初優勝に終わったが、優勝決定戦までもつれ込み、大いに盛り上がった。

大相撲の主役は相撲をとる力士たちだ。
ただ、それを支える脇役としての存在に、行司がある。
その行司について、私たちはよく知らない。
例えば、その歴史や仕組み、細かな仕事などについて、知っていることは非常に少ない。
本書は、それらのことに加え、行司の型や所作についてなども扱い、詳しく述べている。
まあ、それらのことを知らなくても、大相撲は楽しく見られているわけだから、別に困ることはないけれども。

著者の根間氏は、大学の教授で、英語の発音を専門とする先生である。
その英語の先生が、相撲を司っているのは行司だから、という理由で興味を持ち、行司について研究を進めて書いたのが、本書である。

行司といえば軍配がセットになるが、持つ軍配の房には、階級によって色があるとは知らなかった。
また、行司の主な仕事の一つには、放送があり、館内の場内放送をしているのが、背広を着用した行司だとは意外だった。
全体を通して、行司は、単に勝敗の判定をするだけでなく、神事と結び付ける重要な役割も果たしていることはよくわかった。

ほかにも、いろいろと新しく知ったことが詳しく述べられていたが、専門用語が多く、私のポンコツ頭は、浸透するのに拒否反応が起こってしまった…。(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今季初の逆転勝ち ~2022アウェイ熊本戦~

2022-04-03 20:26:51 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第8節、ロアッソ熊本対アルビレックス新潟。
新潟、勝利!



水曜日に千葉に試合終了寸前にゴールを決められ、ショックの大きかった新潟。
アウェイ連戦となった今日は、負けるわけにはいかなかった。
なのに、試合開始まだ4分余りというときに、新潟の右を破られ、あっという間に先制されてしまった。
いくらなんでも、早過ぎる失点だった。
たしかに、熊本は、前から強い圧力をかけてきて、新潟の自由にさせないような戦いを挑んできた。
けれど、あっさり先制を許してしまうなんて、守り方が下手!

とんでもない試合の始まりだったが、試合の内容もエピソードは多くなったのだった。
【①  谷口の恩返し弾】
新潟のFW谷口の移籍元は、このロアッソ熊本。
前節の千葉戦で、元新潟の鈴木大輔に恩返し弾を食らった新潟としては、谷口がこの試合でゴールを決めれば、恩返し弾となる。
恩返しされてばかりはいやなので、谷口よ、熊本に恩返し弾を決めてくれ~。
そんな願いを持っていた。

それが叶うのだから、面白い。
20分過ぎ、中央付近で相手ボールに対して積極的にいった谷口がボール奪取に成功した。
すると、なんとそこから超ロングシュート!
去年も秋に一度見たことがあったぞ、とデジャブ感に浸っていると、ボールはきっちりと相手GKの頭上を越え、ゴールネットを揺らした。
なんと、たった一人で同点ゴール!
見事に、熊本に対し恩返ししてくれた。

【②  とんでもない数のシュートの打ち合い】
谷口のゴールが決まっても、互角というか、まだまだ熊本の方が優勢に見えた。
だが、後半になると、熊本の攻めになれたせいか、はたまた先発の伊藤から高木に代えたせいか、圧倒的に新潟のボール支配が続き、ゴールに迫った。
この試合、谷口のシュート数は9本を数えた。
だが、それがことごとく相手のキーパーに防がれたり、惜しくも枠を外れたりして、勝ち越せない。
そして、時折反撃に出てゴールを脅かす熊本。
熊本のシュート数は、この試合14本(枠内8本)。
そして、新潟の方は、なんと24本(同15本)。
(以上、DAZN調べ)
合わせて38本ものシュート数であった。

【③  決勝ゴールは、第1節以来の出場だった鈴木孝司だった】
ボールを回収しては、圧倒的に攻める回数の多い新潟。
DAZNのスタッツでは、ボール支配率新潟の63%。
84分、9本打っても1本だけのゴールだった谷口に代わって、FWに鈴木孝司を起用した。
鈴木は、第1節で先発出場したが、負傷退場となり、それ以降の試合にはベンチ入りすらすることがなかった。
久々の出場だった。
攻めながらも得点を奪えない新潟、あっという間にアディショナルタイムに入った。
またもや引き分けに終わるのか、という時間帯に、決勝点は生まれた。
セットプレーからのボールが、GK小島にまで下がったが、小島はそのボールを遠く相手ゴール前まで蹴り入れた。
それにいち早く反応した田上が、シュートすると見せかけて、飛び込んできた鈴木に素早いクロスを送った。
これを、見事に、ヘディングで決めた鈴木。
ゴールを決めると、真っ先にゴール裏の新潟サポーターたちの前に駆けていき、吠えた!
そのシーンに、しびれた。
これが決勝点となって、試合は2-1で、新潟が今季初の逆転勝ちを収めた。

試合後のヒーローインタビューでは、一瞬感極まって声を詰まらせた鈴木に、こちらも胸が熱くなった。



シュート24本打ったのに、2点しか取れなかったという見方もあるかもしれないが、勝てばいいのだ、勝てば。
後半には、特に気持ちよくボールが回っていた。
後半だけでシュート15本と、チャンスを多く作っていた。
そういうことができるこのチームだから、もっと強くなるはず、と信じていたい。
上位チームは、皆勝利していた。
離されずについて行き、いつか追い越していこう。

Visca Albirex !!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新発田駅前の周辺で

2022-04-02 20:38:32 | お出かけ
今日は、新発田駅前の道を歩いて、初めて見たものが3つあった。



新発田駅の近くにある、県立新発田病院の前の広場で空を見上げていた
娘が9年前に入院し8年前に退院したのは、この病院だった。
娘自身は、病気だったこともあって、そんなに長く入院していたのに、その当時のことはほとんど覚えていないのは、幸か不幸かよくわからない。



さて、その病院前の広場で、紅梅が咲いているのを見上げているときに、空が騒がしくなった。
ドクターヘリの到着だった。



落ち着いた感じでしっかり着陸し、やがてストレッチャーに乗せて患者と思われる人を運んで行った。
あまり見たことのない光景だった。
運ばれた人の無事を祈った。



病院前を後にして、駅前を横切り、さらに進んでいくと、工事中だった建物が姿を現していた。



工事中の鉄の壁には、「新発田のお宝 移築中」とあった。
これは、新発田市出身で明治・大正期に活躍した大実業家、大倉喜八郎の別邸「蔵春閣」を移築する工事である。



鉄の壁には、「思ってたよりずっとすごい」と書いてあり、大良喜八郎の足跡が写真入りで書かれているようであった。
完成したら、いつか訪ねてみよう。
初詣などに行くことがある諏訪神社の真向かいなので、完成したら、きっと新しい観光スポットになるだろう。

そして、その道の突き当たりには、白壁と新発田市(旧藩主溝口家)の紋章が付いている、藏のような建物が、以前と少し変わっていて、いい雰囲気を醸し出していた。



ここは、市島酒造改め王紋酒造の建物だから、醸し出すのも当然か!?


蔵春閣も、王紋酒造の建物も、初めて見たからとても新鮮に映ったよ。

以上、新発田駅前周辺での新確認の3景であった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああ、阪神タイガース、開幕7連敗⤵

2022-04-01 21:24:17 | スポーツ
応援するチームが泥沼に陥ってしまうって、本当に困ったもんだね。
私は、プロ野球では、阪神タイガースを応援しているのだが、なんと開幕6連敗。
オープン戦では上位にいて、去年同様Aクラスはかたいと思っていたのに。
それが、開幕3連戦で本拠地扱いの大阪ドームで、ヤクルトスワローズに3連敗。
続くビジターの広島で、広島カープ戦で3連敗。
合わせて、6連敗。
阪神の開幕6連敗は、チーム史上初めてだそうだ。

去年のチームは、先発ががんばって失点を少なくし、何人かの中継ぎを使い、絶対的な抑えのスアレスにつなぐ、というパターンが確立していた。
ところが、それがうまくいっていない。

そもそも、開幕戦のヤクルト戦がいけなかった。
7回まで8-3とリードしていたのに、中継ぎ投手が崩れてしまった。
交代する投手が次々と打たれ、8回を終わって8-7と1点差。
新しい抑え投手のケラーが、2発ホームランを打たれ、逆転負け。
最大7点差をひっくり返されたショックは大きく、次の2戦も負け、開幕3連敗。

広島戦でも、勝てそうな試合展開になったこともあったが、やはりケラーが乱調でサヨナラ負けしたり、先発投手が粘れなかったり、打線がつながらなかったりで、3連敗。

今日からの3連戦は、東京ドームで好調な巨人と対戦。
どちらも開幕戦で投げた、菅野―藤浪の先発となったが、藤浪は2回までに3本のホームランを食らったうえ、4回6失点と試合を作れず、0-6で降板となってしまった。

オールドユニフォームでの伝統の巨人阪神戦。
となれば、簡単に負けるわけにはいかないだろうから、なんとか反撃はして3点は取った。
だが、試合をひっくり返せるほどの力は、今年の阪神にはまだない。
併殺打や中途半端なバッティングで打線がつながらず、チャンスを広げ切ることができなかった。
ようやく、最終回2死から大山の2ランホームランは出たが、結局今日の試合も1点差で敗れてしまった。



ああ、阪神7連敗。


さて、阪神はこれから立て直せるのだろうか?
▲打線のつながり
▲大事な場面での守備の乱れ
▲先発投手の粘り
▲中継ぎ投手陣の確実な仕事
▲絶対的な抑え投手の存在
など、課題は多い。
だが、試合を通して、1つ1つ解決していくしかない。

今季限りの退任をシーズン前に表明した矢野監督だが、もっと早く任を降りなくてはいけなくなるような事態にはなってほしくないのだが。

がんばれ、阪神タイガース!
明日こそ今季初勝利を!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする