四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

茅の輪 

2005-07-02 02:00:58 | 俳句
 六月三十日神奈川県寒川神社の夏越の祓えに始めて参列しました。梅雨の晴間でかっと日が射して来ました。さすがに名だたる大社で、社叢林は大木です。14時の神事の前には多くの善男善女が列を組んでおります。祝詞(のりと)と人形(ひとがた)、切麻(きりぬさ)を入れた白い封書を白服の神官が全員に配っていただきました。祝詞奏上後、切りぬさをそれぞれに身に投げかけて清めます。
 〇切麻(きりぬさ)の清音かぶる夏祓  駿
さらに人形に自分の穢れの息を吹きかけ神主へお返しし、流していただきます。
神殿の大庭の青々とした茅の輪へ導かれて左右左と三度巡りました。
 〇さっぱりと剥がされて行く茅の輪かな  駿
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