四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

六月を詠う

2005-07-08 21:13:21 | 俳句
♪円空仏のひきこむ微笑夏はじめ

♪風鈴にふれてしこりを解きにけり

♪あぢさゐと僕を見てゐるカフェテラス

♪椅子の音はづむ放課後五月晴

♪あと五勺汲む短夜や訃のしらせ

♪かすかなる扇のかをり母忌日

♪くぐるたび濾過されてゆく茅の輪かな
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