四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

憲法を守るのは子孫への義務だ

2010-05-03 11:21:39 | 生かされて今日

 憲法前文を読み返し、戦前のあの国家権力・軍隊憲兵の恐怖の暴走を押しとどめ得る「唯一の防波堤」を再確認いたしましょう。

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

 この前文の趣旨を忘れる政治家、役人や人は、戦争犠牲者を冒涜し末代の子や孫を亡国へと売り渡す徒であります。

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白い巨船の初入港

2010-05-03 06:03:04 | 生かされて今日

 若葉風の連休で山下公園も多くの家族づれやアベックが散策、お弁当をひらいたり、ボールで遊んだりくつろいでいました。愛犬づれもいます。
おお桟橋には初入港という7万トンの豪華客船、レジェンド・オブザシーズ号が接岸しています。シャンハイ万博へ日本人観光客1500人がクルーズを楽しむそうです。
 昔の大阪万博には赴任地の高松から長男の赤子づれで行きました。米国館で月の石を見た記憶がある。あの頃は若き夫婦だったなぁ。人口13億の中国も北京オリンピックとこの万博で世界の強国へ打って出る様子です。
 毒ギョーザ事件や日本大使館への暴行、ガス田、潜水艦の侵入、商標の模造など非常識な困った国にならねばいいですね。この前まで皆おんなじ人民服で自転車の国でしたのに大変身です。政治は共産党独裁、経済は弱肉強食の資本主義の矛盾した体制が不安です。
 打ち寄せる春の海には海草が動ききれいに澄んでいました。

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