四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

国を守る姿勢を

2010-05-09 07:08:38 | 生かされて今日

鳩山首相の米軍基地移設への取り組みが大混乱を引き起こしています。今まで何を根拠に五月には決着と能天気な発言を自信満々で繰り返してきたのでしょうか。基地問題はかって流血の経験もある上、米国や周辺国家との戦略上の調整も予想されるのに余りにも楽観する首相の感覚がわかりません。もし、日本防衛の最高責任者としての自覚がなかったとすると恐怖である。
 先ず沖縄県の負担軽減よりも、冷徹に「国をどう守るのか」を示すべきである。米国が日本防衛から手を引く場合どうするのか。米軍基地はいらないが、平穏な暮しは当たり前では単なる地域エゴではないか。平和ボケではないでしょうか。
 平和への外交努力と自衛隊、米国軍を防衛の手立てとする基本を放棄するような姿勢では、新たに基地を負担させようとする県民を説得できないではないか。確かに戦後沖縄県民に基地負担を押し付けて来たことは事実。日本防衛の大儀のためには沖縄県民の負担を他府県で引き受けようと訴えるべきだ。
 自決された太田海軍中将の最後の電報文は次の通り。
『沖縄県民はこのように戦った。県民に対し後世、特別のご配慮をしていただくことを願う

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