
きのう、半分ぐらいから観た。
NHK BS 3月3日(月)午後1:00~「日本のいちばん長い日」
1967年(昭和42年)に公開された日本映画
監督 岡本喜八
脚本 橋本忍
原作 大宅壮一
wiki 半藤一利による日本のノンフィクション書籍。1965年(昭和40年)の初版刊行時は文藝春秋新社から大宅壮一編のクレジットで発売され、1995年(平成7年)6月に文藝春秋から半藤名義で『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日 決定版』として再版された。
昔見た時と違い畑中健二少佐(軍事課員) - 黒沢年男、の叫んだり怒鳴ったりの狂信的の描写に
それほど違和感がなくなり、それはそれで賛否両方の論者にインパクトを与える上で効果的だったのだろう思えた。ラスト近くで戦争推進派らの投げるビラを拾う街の不良らしい少年少女二人が印象的だった。
【宮城事件について】
鈴木貫太郎内閣のポツダム宣言受諾決定(日本の降伏)に抗議する一部の陸軍省幕僚と近衛師団参謀が企図したクーデター未遂事件です。
1967年版(監督:岡本喜八)白黒、2015年版(監督:原田眞人)カラー。どちらも、クーデターを企てた青年将校たちの葛藤や、玉音盤を守る側攻防を描いています。
一言でいうと、前者はドキュメンタリータッチで、各シーンに写される時計の映像が緊迫感を醸し出し終戦の象徴的出来事として脳裏に焼き付く。後者は登場人物の心理描写を克明、丹念に描くことでリアル感、ドラマ性を増していて、より重厚な作りだ。
どちらも緊迫したシーンの連続で、それぞれの味わいがあり、今後もリメイクがありそうだ。日本のあの終戦だけでなく、戦争の終わり方の難しさをあらためて考えされられた。ウクライナのことも。
アマプラで見た
2015年8月
日本のいちばん長い日
THE EMPEROR IN AUGUST
監督 原田眞人
脚本 原田眞人
原作 半藤一利
『日本のいちばん長い日 決定版』