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新十両、里山、がい旋

2005年12月24日 | スポーツ

051224mountainpath 写真は、今日の林道。記事とはあまり関係ありません。

24日の地元新聞の報道によると、大相撲九州場所で十両昇進を決めた里山関(三保ケ関部屋、24歳)が、23日、故郷の笠利町(かさりちょう)に、がい旋し、多くの人たちの歓迎と祝福を受けた。

十両昇進を決めた里山は、12月1日には、母校の鹿児島商高にも、凱旋している。

笠利町用安(ようあん)で小学3年のころから相撲を始めたという里山は、赤木名(あかきな)中学から、鹿児島市の鹿児島商高へ進学。
日大相撲部の出身で、4年の時に第28回全国学生個人体重別選手権無差別級を制している。

昨年春場所(大阪府立体育会館)に本名の里山で初土俵を踏んだ。前相撲からのスタートだったという。

今場所大関昇進を決めた琴欧州など大型の外国人力士の活躍が目立つ最近の大相撲、
個性派力士が少ないといわれる中、里山は、身長177cm、体重110kと小兵ながら、左四つからの鋭い投げを主な武器として繰り出す技は多彩、
野性味あふれる風貌も魅力のひとつだ。

実家のマンゴー畑の収穫の手伝いなどもし、近くの海で、毎日素潜りなどをして遊んだ経験をもつ自然児でもある。

里山のあこがれは、大相撲の力士ではなく、奄美大島出身でアマチュア横綱に2度も輝いた167cmの禧久昭広氏というから頼もしい。

久しぶりの個性派力士の登場。
1月8日から両国国技館で始まる初場所では、多くの観客の目を引く存在になるだろうと、早くも期待が膨らむ。

でもあれですな。優秀な選手が、地元の高校の出身であって欲しい気持ちもありますが、全国的な傾向として、叶わぬことなのでありましょうか。

おっと、鹿児島県はわが地元なのでありました。