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オキナワテイカカズラ

2023年05月17日 | 植物

花期は5 - 6月ということでですが、奄美大島では梅雨の時期に重なる印象です。林道などでは今盛りでそこかしこで見られます。

花の形からは風車(かざぐるま)というかスクリュー、プロペラが連想されますが、必死で戦うゴールキーパも連想します。

果期は十月ということですが、いまだに気づいたことも写真を撮った記憶もありません。

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wikipedia

テイカカズラ(定家葛、学名: Trachelospermum asiaticum)は、キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑低木。別名マサキノカズラ。有毒植物である。

和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。

分布と生育環境
朝鮮半島、日本(本州・四国・九州地方)の温暖な場所に分布する[6]。山野や林で岩や木を這い上るように自生するほか、庭などにも植えられる。

形態・生態
常緑つる性の木本。茎からは気根(付着根)を出して他のものに固着する。茎の表面には多数の気根が出た跡が残るので、樹皮には多数の突起がある。大きくなると、枝先は高木層の樹冠に達し、幹(つる)は直径4センチメートル (cm) に達する。

成木になると樹皮から離れて枝を空中に伸ばし、葉は大きく黄緑色になる。葉は対生し、長さ3 - 8 cmの楕円形、質感は様々で、一般に幼木の方が革状で光沢がある。特に幼木の間は地上をはいまわり、地面に葉を並べる。このときの葉は深緑色で、葉脈に沿って白い斑紋が入ることが多い。茎や葉を切ると白い乳液が出る(有毒)。

花期は5 - 6月。枝先や上部の葉腋かにまばらな集散花序をつけて、花を咲かせる。花は房状の花序が垂れ下がったところにつく。花冠の基部は筒状で、先端は5裂して広がり、花径は20 - 30ミリメートル (mm) ほどある。それぞれの裂片は先端が断ち切られて丸まったような三角形で、それぞれにわずかにねじれ、全体としてプロペラ状になる。花ははじめ白く、次第に淡黄色になり、ジャスミンに似た芳香がある。

果期は10月。果実は長さ約20 cmの細長い袋果で、2個が対になってぶら下がり、熟すると縦に裂け目を生じて種子を散布する。種子にはとても長く白い綿毛があり、風で飛ぶ。