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映画「マリア」2024年製作 イギリス 原題 Mary

2024年12月17日 | 映画

映画「マリア」
2024年製作/112分/イギリス
原題 Mary
配信:Netflix
配信開始日:2024年12月6日

マリア役はノア・コーエン。

ヘロデ王役を演じているのは、アカデミー賞俳優のアンソニー・ホプキンス。

映画『ファーザー』(The Father)2020年イギリス・フランス・アメリカ ドラマ映画
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『2人のローマ教皇』
2019年12月13日公開

などで見たアンソニー・ホプキンスの印象と、
ヘロデ王の、ベツレヘムに新しい「王」が生まれるという預言を聞いて恐怖を感じ、自分の権力を守るために幼子を殺すよう命じるいわゆる「幼児虐殺」のイメージとは少しかけ離れて感じられた。

マリア役のノア・コーエンが美しい。
次第にイメージ上の聖母マリアにピッタリに近づいていく過程も楽しみだ。


ラスト近く、聖家族(ヨセフ、マリア、幼子イエス)が神殿に行った理由は、

母親の清めの儀式

長子を主に献げるため

などだそうだが、


この時に神殿で出会った老人シメオンや女預言者アンナが、幼子イエスを「救い主」「イスラエルの光」と証言したことも、イエスの特別な使命を暗示する重要な出来事ですが、この場面もあっさりと描かれていて、うっかりすると見過してしまいそうだ。

神殿での老人シメオンのセリフ
残り11:50「この子はイスラエルの没落と台頭を引き起こす運命だ」

敵の攻撃を受けるだろう」「その剣はあなたの魂を貫く」
「多くの民の心の思いが明らかになるよう」

この場面は新約聖書のルカの福音書2章25-35節に記されています。

ラストでは、ヘロデ王について特に直接的な結末は詳細に描かれていません。

あまりにも壮大なテーマなので観る側でも観方は幅広いとおもう。

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以下は、聖母マリアに焦点を当てた、または彼女が重要な役割を果たす映画のいくつかです。

 

1. 『受胎告知』(The Annunciation, 1984)


2. 『グローリア』(Maria di Nazaret, 1995)

3. 『マリアとイエスの物語』(Mary, Mother of Jesus, 1999)

4. 『ヨセフとマリア』(Joseph and Mary, 2016)

5. 『パッション』(The Passion of the Christ, 2004)

6. 『マリア: マグダラのマリア』(Mary Magdalene, 2018)

7. 『ナザレのイエス』(Jesus of Nazareth, 1977)

8. 『聖母マリア』(Maria, madre di Gesù, 2000)