常緑といってもすこしづづ紅葉、落葉する。
まつぼっくり(松かさ)=胚珠がたくさんある。
春に受粉が行われると松かさの鱗片(りんぺん)はかたく閉じられ、やがて成長して受精が行われ、種子が散布されるのは、翌年の秋になる。
このため一本の木の中でいろいろな大きさや形状の松かさをみることができる。
春に行う予定の、奥深い風媒植物 裸子植物~リュウキュウマウツの観察のためのとりあえずの記録です。
春?になると長いシュート(苗条 -茎と葉の総称)の先端に雌花(めばな)=雌生殖器官(種子錐seed cone , female cone )がつき、雄花(おばな)=雄生殖器官(花粉錐pollen cone , male cone)は短いシュートの基部(根元)につく。その下は、この春受粉した松かさ(雌花 種子錐)だろう。
べんきょうつづく
マツとは、マツ科マツ属の常緑針葉樹の総称で、松ノ木という名前の松はない。
ハイビスカスがアオイ科フヨウ属の低木の総称で(以下同じ)というのに同じ。
奄美の場合はリュウキュウ(アカ)マツ
しかし、名瀬赤崎公園のリュウキュウマツといってもだめで
その根元に立って指差して「このマツ」といわなければ特定できない(笑)。さらにこの一本の松のふしぎなからくりに・・・。