大和村 奄美フォレストポリス 水辺の広場
風がふくと花びらがハラハラと散ります。
地面が乾き、強い風が吹くと、公園内を花びらが走るように舞うのを見ることができます。奄美ではめずらしい現象かもしれません。
ここの桜が散ると、桜シーズンはひとまず一段落、
しかしヒカンザクラは各地で見られ、春場所が終わる(三月下旬)、湯湾岳にソメイヨシノ(早咲き 見ごろは4月下旬)が咲くまでつづきます。
それまで、山ではさまざまな花が ↓
↑ 2009年03月21日
大和村 奄美フォレストポリス 水辺の広場
風がふくと花びらがハラハラと散ります。
地面が乾き、強い風が吹くと、公園内を花びらが走るように舞うのを見ることができます。奄美ではめずらしい現象かもしれません。
ここの桜が散ると、桜シーズンはひとまず一段落、
しかしヒカンザクラは各地で見られ、春場所が終わる(三月下旬)、湯湾岳にソメイヨシノ(早咲き 見ごろは4月下旬)が咲くまでつづきます。
それまで、山ではさまざまな花が ↓
↑ 2009年03月21日
↑ リュウキュウコスミレ スミレ科 スミレ属 花大きさ1センチほど
白いのはシロノセンダングサ
去年に比べ、今年は、タンカンの出回りが少なく感じますが、
去年に比べ今年は、リュウキュウコスミレがたくさん咲いている赤崎公園です。
「菫(すみれ)程な小さき人に生れたし」 google
夏目漱石
↑ アスファルトとコンクリートの隙間から、たくましく。
写真下の方にヒカンザクラの落花
↑↓ アカボシタツナミソウ(赤星立波草)
シソ科 屋久島以南
↑ ウスベニニガナ キク科
↑↓ シロノセンダングサ キク科
風にゆれます。
11時 名瀬測候所 16.8℃ 北の風5/s くもり
花びらが広く、ふくよかな感じ。
北風ながら、ここちよい風を受け、胸をはり髪をなびかせ深呼吸しているように見えます。見えませんか。
新書1冊を15分で読む技術-スーパー速読1週間 (祥伝社新書 186)
日本速読協会 井田 彰 (著)
これは読書の記録です。
これで今年に入って下から順に、13冊目です。
斜め読みでも、飛ばし読みでもない、スーパー速読のポイントは、一文字づつ「読む」のではなく、数文字単位の文字ブロックに分けて「視る」こと。
手始めに一行を3つくらいのブロックにわけ、目線を流さずに、次のブロックの位置まで素早く(リズムカルに)移動する訓練をするだけで飛躍的に読むスピードがあがる。
それだけで、通常、新書一冊、休息を含め3~4時間かかる人は、1時間に短縮できる。
それを実感できたら、目を止めとき一度に「視る」範囲を拡大する訓練をすることによって、「一冊15分」も、できそうな気がしてくる。さらに、一分間に一冊(10万文字)も夢ではない、という。
速読は、脳を活性化し、記憶力や集中力を高めるだけでなく、目にもよい。無限の潜在能力を発揮し、あなたの人生を変えるかも・
宮本常一離島論集第1巻「「怒りの孤島」に生きる人々/農業のいろは」
宮本常一 著
森本孝 編
全国離島振興協議会・
(財)日本離島センター・
周防大島文化交流センター 監修
2009年10月刊 みずのわ出版
この本は、
2009年9月 7日 (月曜日)
『調査されるという迷惑』フィールドに出る前に読んでおく本 (単行本) 宮本 常一 (著), 安渓 遊地 (著)と同じ出版社から刊行されている。
以下 書きかけです。
奄美諸島も全国に数ある離島の一つである。同じであること、また違うことも気づかされた。
印象に残った箇所 思いつくままに、
鉄道ができたのは最近のこと。それまで、離島は内陸部より、海で直接、都とつながることが多かった。
農業技術の改良
4 工夫すること P.137
山田さんの言い分がおもしろい。「百姓には玄人はありません。みんな素人です。ムギまきにしても50年百姓をするとしても50回しかやらないのです。50回では玄人にはなれません。工場ではたらく職工は一万の製品をつくらないと熟練工と言われないそうです。ところが百姓で一つことを一万回したことはありません。百姓が年々同じことをくり前えすと言ってもたった50回です。
よいムギをつくるには先ずムギのまき方が大事だときいたので、私は毎晩ムギまきの練習をしました。やっているうちに5分間隔なら5分間隔、4寸なら4寸というようにまけるまようになったのです。そしてよいムギをつくって見て、なるほとムギの多収穫は広幅の薄蒔にあることを悟ったのすが、さてこれは大変だと気づきました。ムギーつまくのにこれほどの技術がいるとしたら、このむずかしさをはぶくために、一定の聞隔でムギ粒のおちるムギ蒔機をつくればみんなし合わせになるだろうし、増産になるだろうと思うようになりました」「百姓には玄人はありません。みんな素人です。ムギまきにしても50年百姓をするとしても50回しかやらないのです」
ということばが印象に残った。
ブログで自然の観察を始めてもうすぐ6年になろうとしているが、6回では何にもわからない。
あまみこ物語 google ウェブ上で全文を読むことができます。
~奄美の歴史と文化をたずねて~
表紙・目次
Ⅰ部:奄美の歴史
Ⅱ部:旧名瀬地区の歴史
~奄美小校区を中心に~
Ⅲ部:奄美小の歴史
平成20年11月
奄美市立奄美小学校
小学生向けに書かれているとはいえ、
学術的にも大きな関心をよんでいる最近の多くの奄美関係の遺跡などの調査や最新の研究成果を取り入れられていて新鮮気持ちで読めた。
これで読んだ奄美の歴史について書かれた本同様個人での執筆だと思うが、幅広い専門家の協力があったのではないだろうか。
特に、奄美諸島が琉球王朝時代とも言われる”那覇ん世”(1466~1609年)に入る前の時代の”按司世”(あじゆ 首長割拠時代 9~15世紀半ば)についての次の記述(9ページ)が新鮮だった。
1人の按司がさらに勢力を伸ばし奄美大島全体の王になるということはありませんでした。大きく2つの理由が考えられます。
1 大島が山や岬で区切られ,集落ごとに孤立している地形だったこと
2土地の生産性が低いため,農業よりも貿易の方が大事であり、大島全体を統一する必要がなかったこと
こうして奄美には統一政権といったものはできませんでしたが、統一政権は「海」の向こうからやってくることになります。次の時代の“那覇世”です。遺跡の調査や多くの研究成果から,今,この時代のとらえ方が大きく変わろうとしています。
ここでは,次の3つの点から考えてみましょう。
1 キカイガシマ」と「ソトガハマ」の関係
2 赤本名城を代表とするグスクの存在
3 徳之島のカムイヤキ陶器窯(かま)跡群と喜界島の城久(グスク)遺跡群
14世紀のはじめには、薩摩半島の南部を拠点としていた千竈(ちかま)氏が、トカラ列島や奄美諸島を所領(奄美との貿易権の確保)としていた、ということも学んだ。
これまで、沖縄の歴史の付け足し程度に見られていた奄美の歴史が大きく変わろうとしている。
描かれた奄美史料の成立背景
記念講演会/シンポジウム資料 google
2004年9月4日
平成21年1/13日 シンポジウム報告者より奄美図書館へ寄贈
↑ きょう午前 晴れ スモモの白が増えた。
下の雨の日の写真と比べ、まわりの空気がやわらかい(笑)。日は向こうがわから射す。沢から吹き上がるあたたかい風にヘゴの葉が、くねくねとあやしげにスイングして光を反射する。怪獣のようにも見える動きだ。桜の枝は共にゆれるが、スモモの枝は不動であった。
↓ 2月8日午前 雨
↑ スイングする葉 動画より きょう
↑ 2008年2月14日 同じ場所での撮影 この日は霧(キリ)だった。
きょうの名瀬
19.1 ℃~ 25.7
きょうも写真を撮る人を何人か見た。
フラッシュは必ず光るとは限らない。なぜだろうか。ダイヤルを変えたり、シャッターを押しながららカメラを動かしたりすると光る。被写体との距離に注意したい。
この記事は、きのうのつづきです。
川が流れております。桜が咲いています。メジロがたくさんです。
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映画 男はつらいよの第一作の冒頭は、
桜が咲いております。懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております……
思い起こせば二十年前、・・・・
というセリフで始まります。
芭蕉の句に、
さまざまの
事おもひだす
桜かな
というのがあります。
桜は私たち人間に、なにか特別な思いを起こさせます。ほかの花では、こうはまいりません。
映画 男はつらいよ そして、最後の48作は奄美大島加計呂間島が舞台。
寅さんは、いまでも加計呂間島に住んで時々旅に出たりしていることになっているという。
へたな人生論より寅さん語録 いろいろな語録は、検索してみてください。
=====
夏になったら、
鳴きながら、必ず帰ってくるあの燕(つばくろ)さえも、
何かを境にぱったり姿を見せなくなることもあるんだぜ。
第7作奮闘編
奄美には、さまざまな渡り鳥やチョウがやってくる。人間よりはるか昔から、そうやっていた。来(帰っ)たことには気づきやすいが、いなくなったことはあとで気づく。あじのある言葉である。冬にやってきた鳥たちは、そろそろ・・・。
=====
川が流れております。
たゆまず流れつづける川をながめますと、何やら、わたくしの心まで
洗い流される気がしてまいります。
そうして、いつしか思いおこされるのは、わたくしのガキの頃でござ
います。わたくしは川のほとりで生まれ、川をながめながら育ったの
でございます。
第44作寅次郎の告白/冒頭の語り
川とはそういうものだろうか。メジロが鳴いております。
川の風景をはじめ、寅さんの映画には、今では失われてしまった日本の各地の風景がきれい映像で残されている。そのことを意識して撮影されているのだそうだ。
このあと寅次郎は葛飾の家族のことを思い出します。典型的なしあわせそうな家族だが、それぞれ、いわゆる普通の家族関係ではない。
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寅さん「何写すんだい、水ばっかりで何もありゃしねぇじゃねぇか」
典子 「何もないからいいのよ、ただ水と光だけ」
寅さん「へぇー、そういうもんかね。大変だね、この道楽も金がかかって」
典子 「まるで爪に火をともすように節約して、レンズ買ったりカメラ買ったり」
寅さん「ふーん、車に乗って一年中旅暮らしか」
典子 「一年中だなんて、そんなことできたらどんなにいいだろう。現実はね、
せいぜい一週間よ。でもね、この一週間のために一年があるの」
第47作拝啓車寅次郎様/琵琶湖のほとりにて
典子さんを演じたのは、かたせ梨乃さんだった。りのがのりへ。役名はそうしてつけられる。
奄美で桜が一番美しいこの一週間、雨が多く、おまけにカメラが故障して、古いカメラを使っている。
奄美では、11月場所が終わるころから、ヒカンザクラの早咲きが気になりだし、おそくとも、年末年始のころからあちらこちらで咲き出す。4月になっても咲いている木を見ることができる。ソメイヨシノは5月場所のころまで楽しめる。黄色い日差しの島の秋のヒカンザクラの紅葉も美しい。7月場所を除けば一年中たのしめる。
ツイッター 登録しました。
ためしに一回つぶやいただけで、まだ何もしていません。
Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)
津田 大介 (著)
去年書店で手にしたのですが、気乗りせず立ち読みですませました。その後、書店では、さがしてもなかった。
今年になり、この本の著者が、bsの”ニュースの深層”という番組に2回も出演し、2回目は、メインゲストの原口総務大臣とともに特別ゲストとして出演。司会者もスタジオでPCを開きながら、Twitter のことを、すごいすごいというので、ツイッター 登録しました。
セカイに向かってつぶやいてどうするのかとも思うが、著者自身も最初は懐疑的だったが、いち早くツイッターを使いこなし、つぶやくことを、著者の名前からTudaruともいうらしい。
なんでも本で確かめないと始めない、気がすまない世代、年代でゴザイマス。10年ほど前、ホームページを作ったころ、いまではわらっちゃうほどたくさんPC関係の本を買いました。
そのころ、よく旅の若い諸君に言われました。「うちの父さんも、そうなんですよ本ばかり読んでなかなか前に進まないんです。わからないことをそのままにして、先へ進めないんですね、そして結局・・・・、だからダメなんですよ」
しかし、そうは言ってもだね、キミ、とは言わなかったのですが(笑)・・・。
ネット帝国主義と日本の敗北―搾取されるカネと文化 (幻冬舎新書) (新書)
岸 博幸 (著)
新書: 211ページ
出版社: 幻冬舎 (2010/1/30)
発売日: 2010/1/30
===
amazon 内容(「BOOK」データベースより)
今ネットの世界では、グーグル、アマゾンなどに代表される米国ネット企業だけが莫大な収益を上げ、一人勝ちしている。これらの企業は、オバマ政権の後押しも受け、その帝国主義的拡大をさらに押し進めている。一例であるグーグル・ブック検索の問題では、ヨーロッパ各国政府がグーグルの提示した和解案に反対の姿勢を明確に示し、国家の威信をかけた抵抗が始まった。このままでは、いつまでも毅然とした姿勢を示さず政策を間違い続ける日本だけが、カネと文化を搾取されてしまう。国益の観点からネットの危機的状況を初めてあぶり出す
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6年くらい前(2004年)、ブログを始めたころ、流行っていた「ウェブ2.0」という言葉はもはや死後だそうだ。本を買って読んで勉強した記憶があるのだが。
本書はTVコメンテーターなどの言うネットのオクブカイ闇(やみ)をあおっているのではない。ネットの普及によって、ジャーナリズムや音楽や出版(googleブック検索)などの文化などが衰退して行くのをそのままにしておいていいのかと問題提起する。アメリカ発のプラットホーム(ツイッターもそうらしい)が席巻するなか「ネットに国境はないはウソ」と国や企業の情報管理のあり方にも警鐘を鳴らす。(今IT界でもっとも流行っている言葉クラウドコンピュウテイングの危険性についても言及している)
著者は、2001年当時 竹中平蔵大臣の補佐官、04年以降は政務秘書官を勤めているが、上記の問題の解決に政府自らの投資も必要ではないかと説く。
第8回まほろば大和ウォーキング大会
明日 2月7日(日曜日)
大和村(やまとそん) 奄美フォレストポリス(自然散策公園)にて開催
開催のお知らせ 大和村のホームページ
明日は、大和村(やまとそん)が、一年で、何番目かに、輝く日かも知れない。
大和村が誇る、奄美屈指のさくらの名所 水辺の広場は、
村自慢の奄美フォレストポリス内にある。
さくらは、水辺の広場にいたるマテリヤ林道や、ふれあい広場でも楽しめる。
観光的な認知度は、までこれからだが、ウォーキング大会は8回目をむかえ、さくらは年々きれいになっている。一番桜は年末年始のころには咲きだすので、長い間、さまざまな桜のシーンが楽しめる。
寅さんと言えば今では奄美。リリーの家の加計呂間、さくらと言えば、・・・。
奄美深山に囲まれ、亜熱帯の植物など自然豊かな広大な自然公園で、マテリヤ川のせせらぎの音、鳥のさえずりを聞きながらのウォーキング散策。
奄美で山歩きにもっとも適したこの時期、桜は満開になる。
ここの桜は普通のヒカンザクラより淡いピンク色をしていて、花びらが一枚一枚、ひらひらと風に舞って散る、奄美ではめずらしい花吹雪が見られる。
きっちり一週間つづいたぐずつく寒い雨、曇りの天気。
明日は曇りの予報。
晴れ間がのぞいたら、桜の写真日和となる。
↑ 水辺の広場公園の駐車場には、ツツジの花も咲き出した。
↑ 新 湯湾岳百景
===========
2月10日 追記
2月9日付け 新聞によると、
7日行なわれた第8回まほろば大和ウォーキング大会には、村内から290人が参加。小雨がぱらつくあいにくの天気。
また別の記事では、龍郷町本茶峠で7日行なわれた第二回奄美桜マラソンには島内外から約1200人が参加。こちらもあいにくの雨だったが、さくらの花びらのピンクと森の緑のコントラストが一層際立ち、早春の奄美らし彩りにあふれた。
横綱、朝青龍が、暴行問題で、きょう4日、現役を引退した。
大相撲界の不祥事には、昔から何度、夢をやぶられたかわからない。
しかし、いまだに人気が衰えないことに逆に、伝統に支えられた相撲の人気の根強さを感じたりもする。
相撲協会は、報道のされ方を含め、不思議な世界だ。
そのことへの不審が相撲人気に及ぼしている影響も無視できない。
今回も場所が終わるのを待っていたかのような各社の報道は仕方のないことなのだろうか。
そんな相撲協会はある意味日本社会の縮図とも言えるかも知れない。
これだけ、外国人力士が台頭してきても、安心?していられるのは、
しかし、逆に彼らが、日本人にも耐え難いであろう大相撲の世界の古いしきたりに耐えてきているからであるという複雑なファンの心理もまた日本的である。
朝青龍の問題より、注目をしたのは、
日本相撲協会の理事選挙で、貴乃花親方に投票したことを公表し、協会を退職する意向を示した安治川(あじがわ)親方の勇気についてである。(きのう夜、退職の意向を撤回)
相撲中継のTVは、一日、2~3番しか見ないので、相撲協会の一門のことや部屋のことなど、もちろんくわしくはないのだが、
安治川(あじがわ)親方の相撲は、十両で引退まで何度かTVで見ていた。
安治川(あじがわ)親方は、元前頭・光法(こうぼう)で、鹿児島県熊毛郡南種子町出身。(種子島)
2006年の徳之島巡業では、鹿児島県熊毛郡南種子町出身とアナウンスされると、会場からひときわ大きな拍手が起こった。
それは、沖縄県出身の琉鵬にも劣らないものだった、記憶がある。
まげを落とした現在の安治川(あじがわ)は現役時代の光法(こうぼう)よりも若く見え、表情は非常に親しみやすい表情をしている。幕下の放送席での解説も好感がもてる。
また徳之島巡業では、貴乃花親方についての印象もつよく残っている。
貴乃花親方は、徳之島に向かう途中、名瀬港に着いた船の上から、早朝(6時前)にも関わらず出甲板にあがり熱心に名瀬の街の様子を眺めていた。
巡業中の礼儀正しい真面目な態度は現在TVで見るとおりだった。
また帰りの徳之島亀津の港の待合所では、船待ちの間、もくもくと本を読んでいる姿を見て改めて勉強熱心なのだな、と思ったものだ。
その貴乃花親方の相撲協会の改革に対する熱意に、退職覚悟で一票を投じ、それを公表した安治川(あじがわ)親方には、何はともあれ、大きな拍手を送りたい。
翌日、退職の意向を撤回したのも古い相撲協会の人間関係の中で、報道が大きくなり、迷惑をかけたくないという安治川(あじがわ)親方の苦渋の決断だと思う。今後の針のむしろは覚悟の上だろう。
ややおおげさだが、日本の歴史が大きく変わろうとする時には、いつも南の方で動きが起こる。風は南から。
鉄砲伝来の島の安治川(あじがわ)親方の勇気が、貴乃花親方と共に相撲協会に新しい風を起こし、ま、世の中が変わっていく夢をみたのは、朝青龍が引退を表明する一日前のきのうのことだった。
白いのはなんでしょうか。スモモの花かもしれません。
毎年咲きます。きょうは花の名前などどうでもよいほど美しい光景です。
奄美大島各地の桜シーズンでも屈指の名場面です(当社比? 笑)
こんな時にカメラが故障するなんて。
キリがかかれば、よかったのですが、山の遠くの方にかかっていました。
写真を撮っているところを人に見られるのは、気がひけますが、
きょうのこの場所だけは、しかたがありません。
大勢のひと(通常比)が、つられるように車を止め、写真を撮っていきます。
きのうの人気スポットを百メートルほど下ったところです。
この手前にもヘゴの木があったはずなんですが。
↑ 龍郷町大勝(たつごうちょう・おおがち) 大勝郵便局前から、今朝写す。↓
自然はそんなにヤワじゃない―誤解だらけの生態系 (新潮選書) (単行本)
花里 孝幸はなざと・たかゆき (著)
単行本: 175ページ
出版社: 新潮社 (2009/05)
発売日: 2009/05
amazon 内容(「BOOK」データベースより)
ブラックバスは排除し、サケの放流は推奨する。トキの心配はするが、そのエサとなっている稀少なカエルには冷たい。ご都合主義の生態系観には枚挙にいとまがない。人は、かわいい動物、有益な植物はありがたがり、醜い生き物、見えない微生物は冷遇しがちだ。人類が生き延びるには、生物の多様性を心配するより、公平な生態系観を確立することが大切なのだ。
ヒカンザクラの蜜を奪い合うメジロとヒヨドリは、自らが生き残るのに必死で、お互い相手のことなど、これっぽっちも気遣ってはいない。それでも自然の生き物たちは、人間よりはるか前からこの島で生息し、個体数は変動しながらもバランスをとりながら今日まで生きてきているのはナゼか。
自然はそんなにヤワじゃない。殺虫剤だって「生物多様性」を高める。人間の自然に対する活動だってそうだ。
うすうす、思ってはいても、素人がそんなことをいうとオコラレそう。
「生物多様性」とはなにか。
おもに湖沼の動物プランクトンの研究が専門も著者が、水槽を使った実験から実におもしろい結論を導き出す。生態系にかんする誤解や思い込みなどに疑問をなげかける。
「競争に強いものはストレス(環境変化)に弱い」という実験結果から、負けしらずのエリートの挫折や、朝青龍がマスコミなどの非難を浴び解離性障害になった事例などをあげ、わかりやすい。
人の活動による撹乱も「生物多様性」に貢献する場合もあると著者は言うが、しかし、人間による無条件の乱開発などが、許されると主張しているわけではもちろんない。
生態系保護・保全の問題はあまりにも複雑で奥が深い。生態系を見るときの、時間的、空間的な基準をどこに置くかによって結論は大きく違うものになるだろう、ということはよくわかった。
結局はバランスの問題ということになると、環境問題も、極まれるところを待つまでもなく、政治ありか?政治的にだまされないためにも、本書を読む意味はあるだろう。
最後の結論は、当初の、コロンブスのタマゴが倒れそうなほどの印象は崩れたが、一筋縄ではいかない生態系の問題を考える上で示唆に富んだ良書と言えるかもしれない。「大きさでことなる生存戦略」や「食物連鎖とエネルギー」などが、おもしろかった。
今朝の本茶峠 ヒカン(or 寒緋)桜並木 ソクホー
毎年、今頃、この場所で撮ります。散ってもきれい、ヒカンザクラ。
落花は、はじまったばかり?。一斉に散ることはありません。しばらくするとピンクのじゅたんを敷き詰めたように見えます。
カラフルでボリュウームがある並木のポイント。
メジロのフィーディング・パーティ(集団での採餌ツアー)の群れに、右から一羽のヒヨドリ?が花の中を猛スピードで横切ってメジロたちを威嚇し、いったん谷下へ降りていきました。甘い蜜をメジロたちに占拠されヒヨドリ、わぢわぢして怒っているようです。また、メジロ同士がくちばしを鳴らして争うようすも観察できます。耳元でその羽音がきこえます。
この並木で一番早く咲いているのが見つかった(年末)木のとなり。
枝打ちなど手入れがされているようで枝ぶりがよく、花見の人やカメラマンに人気が高い。
やはり、似たような写真を並べてしまいます。
きのうの水辺の広場 掲載忘れ。