Y・8歳夏。
天神祭りの船渡禦を見て、ものすごい人ごみの中二人を(兄のTも一緒)はぐれさせない様に両手にしっかりと捕まえて、地下鉄乗り場に向かったが、階段を下りることが出来ないほど人があふれている。
電車を諦めて二駅歩き、やっとホテルに着いた。
疲れているだろうに、へこたれない二人の様子に、安堵と感謝。
ホテルのベット上で、ピョンピョンしていたY曰く。
「お兄ちゃん、僕ら、自慢やなあ。お祭り連れて来てくれるし、こんな、綺麗なホテルに泊めてくれる、おばあちゃん、僕の組におらん。僕のおばあちゃん自慢や。」
嬉しい気持ちを、こんな風に表現したY。
翌日買い物の抽選券で、大きなだるまを、Yは引き当てた。
Yから貰ったプレゼントを今も大切にしている。
天神祭りの船渡禦を見て、ものすごい人ごみの中二人を(兄のTも一緒)はぐれさせない様に両手にしっかりと捕まえて、地下鉄乗り場に向かったが、階段を下りることが出来ないほど人があふれている。
電車を諦めて二駅歩き、やっとホテルに着いた。
疲れているだろうに、へこたれない二人の様子に、安堵と感謝。
ホテルのベット上で、ピョンピョンしていたY曰く。
「お兄ちゃん、僕ら、自慢やなあ。お祭り連れて来てくれるし、こんな、綺麗なホテルに泊めてくれる、おばあちゃん、僕の組におらん。僕のおばあちゃん自慢や。」
嬉しい気持ちを、こんな風に表現したY。
翌日買い物の抽選券で、大きなだるまを、Yは引き当てた。
Yから貰ったプレゼントを今も大切にしている。