「あたたかい・すだれ」と書いて、「のれん」と読ませている。
語源は調べていないので分からないが、先日行った老舗のお菓子屋さんの暖簾の、心憎いまでの涼やかさに心惹かれたので、ふとテラスで語りたくなった。
午後2時前というと、一日の最高気温の出る時刻。
そんな時、自然をそのまま取り入れた林の行き止まりに、和風の門があり、暖簾はそこに揺れていた。
林の中から吹いてくる風が暖簾を揺らしている。屋号を染め抜いた布地は絽であろうか、それとも紗なのか、透けて中の植え込みが見える。
風の動きに任せて軽やかに揺れるその生地は、夏の和服に用いられて、見る目に涼しさを与えてくれる日本古来の布地に違いなかった。
ここでは、「のれん」と書くのが似合いそうであった
。
季節が変わったとき、どんな布地の 暖簾がかかるのだろうと、また訪れたい気持ちになった。
語源は調べていないので分からないが、先日行った老舗のお菓子屋さんの暖簾の、心憎いまでの涼やかさに心惹かれたので、ふとテラスで語りたくなった。
午後2時前というと、一日の最高気温の出る時刻。
そんな時、自然をそのまま取り入れた林の行き止まりに、和風の門があり、暖簾はそこに揺れていた。
林の中から吹いてくる風が暖簾を揺らしている。屋号を染め抜いた布地は絽であろうか、それとも紗なのか、透けて中の植え込みが見える。
風の動きに任せて軽やかに揺れるその生地は、夏の和服に用いられて、見る目に涼しさを与えてくれる日本古来の布地に違いなかった。
ここでは、「のれん」と書くのが似合いそうであった
。
季節が変わったとき、どんな布地の 暖簾がかかるのだろうと、また訪れたい気持ちになった。