カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

我が家の「かぎろひ」

2005年12月27日 | ★ 日々の呟き

今月17日大宇陀、阿騎野で「かぎろひ」を見る会があって、娘は早朝参加したようだが、雪模様の曇り空で、結局見ることもなく帰ってきたとの話を聞いた。
柿本人麻呂が、阿騎野で詠んだ和歌は余りにも有名である。
確か小学校高学年の国語の教科書にもあったと記憶している。

『ひんがしの 野にかぎろひの立つみえて かえりみすれば 月かたぶきぬ』

「かぎろひ」について調べてみると、「凍てつくような寒い朝、夜明け前の東の空に見る淡い光」とか、
「厳冬のよく晴れた夜明け、日の出1時間ほど前に現われる最初の陽光」などの記述がある。

写真は17日より少し早い日の、我が家から見た、夜明け前の東の空である。
今年の寒さは、例年よりかなり厳しい。

『かぎろひ』の条件を、場所は別として、同じ大和の厳冬の夜明け前の東の空の、淡い光と、なると、満たしている部分がかなりある。

称して、「わがやのかぎろひ」。早朝に目覚めたご褒美として・・・限定版としよう

コメント (6)
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