
浄瑠璃寺の池の畔に咲いていた。
最初、シモツケかなと思っていたが、調べてみると、よく似た花として出てきたのが、京鹿の子であり、素人判断で、このお寺には、京鹿の子が似合うなぁと思った。


覆いかぶさるような馬酔木の道を通りながら、これが白い花をつけた様子を思い描きながら山門を入る。
両脇の石仏がつけている涎掛けは、里のお寺だと感じる。


この九体の阿弥陀様のお寺として、九体寺とも呼ばれている。
岩船寺と共に、いつ訪ねても安らぎを与えてくれる。
膝を痛めていなかった頃、阿弥陀如来様の前で1時間ほど座っていた日のあったことを思い出す。