カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

慌て者の巻

2006年06月27日 | ▼ 思い出綴り


パソコンの中の写真の整理は、大体2ヶ月ごとにCDに移して必要な時には取り出して使うようにしている。
しかし、その中でブログの記事としていつか使いたいと思うのがある。
そのような写真は、CDから取り出すのが面倒なため、「残しておきたい画像」というフォルダに一纏めにしてパソコンに常駐させている。

どれも眺めていると、その時の思い出が、鮮明に甦ってくる。

これもその中の一枚である。

なばなの郷へベゴニアを見に行った時の事だ。
駅のバス停で、行き先を確かめてバスを待った。
いくつもあるバス停で「なばなの郷」という文字を見たので、確かめたと思い込んでしまったといったほうがいい。
目の前に停まったバスの行き先表示が「長島温泉」となっていたが、なばなの郷を経由して長島温泉に行くものと何のためらいもなくそれに乗った。

おかしいと思い始めたのは、各停留所に停まって、職場に向かうような町の人達が頻繁に乗り降りして、かなりの時間が掛かっていると気が付いたのだ。その上道路標識を見ていると、なばなの郷の方向へは行かず通過してしまったのだ。

バスが空いてきたのを見計らって、運転席の傍に行って尋ねてみた。
「このバスの後に出るのがなばなの郷へ直行するバスが・・・」
しまった。慌て者の私は先のバスに乗ってしまったのだ。
とにかく終点まで行って、そこからなばなの郷へのバスに乗った。

バスは貸しきり状態だ。カメラを出して、長島温泉の遊園地のガラス細工のような風景を撮りながら、なばなの郷に向かった。

コメント (10)
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