
この東門は赤門とも呼ばれているとおり朱塗りの門である。


この建物は昭和26年に本堂の解体修理が行われる時に建築されたもので5年間仮本堂であった由緒のある建物である。


毎年この時期に開催されるとの事であるが、私は初めてであった。
お寺に秘蔵されている人形の一部との事である。
由緒ある方から門跡に贈られた、雛人形、御所人形、伏見人形、古代雛、稚児大師、市丸人形、奈良一刀彫の親王雛、風俗人形、メノウ製のマメ楽器、江戸からくり茶運び人形、尼宮人形など、どの人形の表情も優雅で優しいまなざしで、観ていて心和むものであった。
撮影が禁止されているので、購入した絵葉書をUPさせてもらった。
床掛けをこれに変える時、「春が来た」と実感するのだが、今年はそれより早い春の訪れであった。


今日できっと姿を消すだろう。
