光月亭の扁額のかかった建物である。
県重要文化財指定されているこの藁葺き家屋は、月ヶ瀬村の民家を昭和46年法華寺に移築したもので、構造・手法から18世紀の建築と推定されると、案内文にあった。
土間の丸竹天井や、深い軒の庇部分の造りの素晴らしさに惹かれた。
四季折々の花を観賞できると案内に書いてある。
今はサンシュウ、椿、梅のような花木が中心であった。
その中に池の畔に無数の土筆が背伸びをするように頭をもたげていた。
今年土筆を見たのは、ここが初めてだ。
4月から5月には彩り豊かな花たちが見られそうで、この1000坪の庭がどんなに華やいでいるか是非訪ねようと思っている。