地区内といっても、離れて点在している田舎の事、歩けば1時間くらい掛かってしまった。
朝からのウォーキングが出来なかったので、いい運動になったし、めったに歩かない農道や、畦道のようなところを通るのも面白い。
庭先といっても農道に面した敷地で、門や塀があるわけでないから、すぐカメラを向けた。
ハコネウツギは、昨年上野運動公園で見たとき「卯の花」は、これだと思い込んでいたが、正しくはハコネウツギだと教えてもらい、しっかりと覚えた。
今年も上野運動公園にこの花の咲くのを、楽しんでいたが、何故か高木の下の低木が、綺麗さっぱり伐ってしまってあるので、残念で、どこかで見たいものと思っていた花だった。
にっこり笑いながら挨拶をしてくれたので、手振りで「写真を撮って良いですか」
と手話。
機械の大きな音なので、絶対声は届かないから・・・
よく顔を見ると、顔見知りどころか、お世話になっている方だった。
お勤めを終えてからの日没までの農作業に励んでいらっしゃる。
回り続ける機械の音でお話は出来なかったので、丁寧に頭を下げて、先を急いだ。
坂の下の保育園は、最後のお迎えの人も終わったようで、門が閉まっていた。
でも園内には燈が点いている。
明日の準備なのだろうなぁ・・・
保育士さん、遅くまでご苦労様と思いながら我が家へと、シルエットになった金剛山に向かってせっせと歩いた。