カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

稲渕の棚田・明日香

2008年06月08日 | ☆ ふるさと・大和


 



明日香村に行った。

家の裏の田圃も近くの田圃も、殆ど田植えが終わってきたので、多分明日香稲渕の棚田の田植えも終わっているのではないかと思って出かけた。
稲渕の棚田は、日本棚田百選に選ばれている農村の美観地区である。


 



稲渕の明日香川に架かる、雄綱がかけ渡された勧請橋の欄干には、古代の人レリーフがはめ込まれている。

古代の飛鳥人が、この川縁を歩んだであろうと想像すると、古代への浪漫が広がる。




神奈備神事の雄綱が初夏の飛鳥風の中、新緑を背に村を護っているようだ。


 
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明日香村・稲渕の棚田
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棚田風景の中の一筋の白い野路は、秋には案山子ロードとなって、愉快な案山子たちの出迎えてくれる道である。

たった一体、ジャンボ案山子だけは、この風景の中で、棚田の四季を見守っているようだ。

田植えが終わって早苗が風に揺れる田もあり、まだ準備中の田もあった。
山に向けて次第に高くなっていく美しい直線を自動車道を歩きながら、場所を変えたり、ズームを使ったりしながら、初夏の棚田風景を楽しんだ。


 


棚田に目を向けていた私の足元に、叢から覗くようなアザミが二輪寄り添うように咲いていた。

案山子コンテストの写真がずらりと並んだ向こうの突き当たりのテント屋根はこの地区の人達の畑で採れたものを販売している。
ここに来ると、来させてもらった感謝の気持ちで、何かを買って帰ることにしている。
今回は、スナックエンドウ2袋とジャガイモ。
いずれも100円である。当地区の産直販売所より安い。

 山手線内回り 浜松町~新橋駅

コメント (8)
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