カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

涙が出るほど笑った日  ちょっと休憩

2008年06月21日 | ★ 日々の呟き




「NHKから届いたはがきを見たら、1枚で2名の入場と書いてあるので、土曜日の午後、予定がなかったらいけへんか。」
先輩からそんな電話を貰ったのは1週間ほど前だった。

場所は、隣町の大淀町文化会館 あらかしホール。
当市にはこんな立派な文化会館がないので、羨ましい限りだ。




「1時開場で1時半開演と書いてあるので、自由席だから早めに行こう。」
車検中なので、乗せていってもらったが、すでにこの通りの行列が出来ていた。
抽選で、収容人員は確保されて席はあるというものの、なるべく前の方に座りたい気持ちは皆同じだ。




 「NHKふるさと寄席 in 大淀町」
 出演は、酒井くにお・とおる、海原はるか・かなた、桂小春團治、芋洗坂係長、のろし

こんな機会でないと、テレビやラジオ以外で、好きな寄席に接することがないので電話を貰ってから、楽しみにしていた。




700名収容の会場だと、後ろに並んでいたこの町の人に聞いたが、早い時間にほぼ満席に近くなった。
2席空いていた舞台に近い中央に座ることが出来た。

緞帳は吉野の山々と桜を描いた落ち着いたいい感じの色合いで、土地柄を表している。

大きな声で笑いっぱなしの2時間近くだった。
涙が出るほど、声を上げて笑うことは、日常久しくなかったような気がする。
テレビでおなじみの出演者なので、臨場感溢れる所作は、次の動作は予想されるのに、実に面白い。

桂小春團治の「ちりとてちん」は、朝ドラで「豆腐の腐ったような・・・」の部分はいつも見ていたものの、そこに至るまでの、落語の面白さを目と耳でジックリ味わいながら楽しく聴いた。




メインキャラクター「どーもくん」の印刷された袋の中身を帰ってからBSカレンダーや、黒澤明特集ガイドブックなど、新聞の番組表で見なくても便利だなぁと、取り置いておく。

応募して誘ってくれた先輩に、感謝 感謝の楽しい日であった。

十一番 藤井寺~十二番 焼山寺
コメント (12)
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