健気さに惹かれて & 燃える空

低く雲が垂れ込めて、寒い朝だった。

< 庭の彩りはこれだけ>
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出かけないと、部屋から見える空や山、田圃の様子にだけ目がいく。
お昼前になって庭に出てみた。
咲き始めた水仙、花の季節が終わろうとしている山茶花、万両の赤い実には、まだ小鳥たちがやって来ないのか、重そうに少し木が傾いている。
たったこれだけが寒い庭の温もりなのだ。

そ　し　て　夕　方

東の空の雲まで染まっている。
もう太陽は沈んだ後だ。

西の空を見ると

空も雲も燃えているようだ。
温かい色だね。