< 観光列車「旅万葉」 ラッピング列車> | |||||||||
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駅の北と南を結ぶ陸橋の上から、停車中の電車が見えた。
来年の平城遷都1300年へ向けての取り組みの一つとして、JR桜井線と和歌山線の一部にこの列車が1日1往復走るとのことで、その試運転の記念すべき日だった。
外装は、大和の万葉に歌われた山や、大和を詠んだ歌人など、一般公募から選ばれた場面が画かれている。
全体の色合いは、額田王の「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」の「あかねいろ」である。
内装も、万葉集に詠まれている花鳥草木が乗車した人の心に万葉を運んでくれそうだ。
車内の企業広告は全て取り外し、そこに大和の万葉歌人の万葉歌だけでなく、訳や詳しい説明などがあり、興味深く楽しい。
一部画像しかUPしなかったが、大伴家持、藤原鎌足、山上憶良etcの万葉集の詠が身近になってくるような気がする。
スライドショーの最後の一枚は、この日の運転士さんとその一家で、「せんせ!」とカメラに夢中になっていた私に声をかけてくれた、現職最後の職場の教え子のYちゃん。
二人の子のお母さんになっているのと、まだもう一人とお腹を指して教えてくれたのには、とても嬉しくなった。
「お父さんが運転するので・・・」そう話してくれる様子に小学校時代のYちゃんと、2年生だと言う子どもさんと重なって、いい日いい出会いが一層楽しく思えた。(ブログ掲載を快く承知してくれたので、大切な1日として記事にさせてもらった。)
これが見たくて、発車までプラットホームで友人知人と話していた。
コラージュ六画像合成