< 作詞作曲不詳/文部省唱歌 柴刈り縄ない草鞋をつくり 親の手を助け弟を世話し 兄弟仲よく孝行つくす 手本は二宮金次郎 骨身を惜まず仕事をはげみ 夜なべ済まして手習読書 せわしい中にも撓まず学ぶ 手本は二宮金次郎 家業大事に費をはぶき 少しの物をも粗末にせずに 遂には身を立て人をもすくう 手本は二宮金次郎。 |
その敷地内の片隅に二宮金次郎が木陰にひっそりと立っている。
ここは学校統合前には小学校だった所と思われる。
歌詞をよく味わって読んでみると、現代の世の中で失ってしまった人間としての生き方の大切な基本的なことが、歌われていると思う。
< 物産みやげ物店と皇居跡の枝垂桜> | |||||||||
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川を渡ってずっと山に登った時もあったが、今回は川縁を見ながらの歩きにした。
川の水は澄み、夏にはこの辺りで鮎つりの人もよく見かけるところだ。
昨年までなかった土産物屋があった。
柿を原料にしたお菓子類などあり、孫は柿羊羹がいいというのでそれを求めた。
ここから賀名生まで引き返し、南朝三代の皇居跡である堀家の、枝垂桜を観に立寄った。
朝、ここを通った時よりもピンクの色が濃くなっていたが、まだ大体三分咲きくらいだった。
したがって「賀名生」という歴史に残る貴重な地名はこのよう史実の説明などに残るのみになったのは、なんとも寂しいものである。