暫く続いていた寒い日だったので、今日は風こそ冷たかったけれど、せっせと歩いていると、まるで光の春の中のような公園だった。
ピンボケの画像になってしまったが、ソシンロウバイが咲き始めていた。
この花は、咲き始めの方が、いい香りがする。かなり離れたところから、「ソシンロウバイが咲いている。」と
その香りに招かれて行った。暫くはここを離れたくないような癒しの空間で、太陽に透けるようなクリーム色の花を愛でることのできた日だった。
常緑樹の林の傍を通りかかると、大きな赤い花が目についた。
木の下に落ちている花を見ると、皆花の形を残したまま落ちていたので、藪椿だろうと思った。今年は暖かい冬なので、1月に咲くのが通常の藪椿も慌てて開花したのだろう。
ながれやま古墳の下を通って、公園館へ戻った。
28日は仕事納めで、今日から休館になっている。
しかし公園内は、ウォーキングする人やジョギングをする人、大きなカメラを持って鳥を撮っている人など
駐車場には沢山の車が入っていた。運動不足だったので、年末の半日はいい運動日和となった。