緑の濃淡だけの荒池の辺りです。
この辺りには鹿がよく群れているのですが、この日には見当たりません。
春日山をの周りの木々を浮かべて、荒池は静まり返っていました。
高畑方面へ向かって歩道を歩いていますと、合歓の花が池の畔に咲いているのが優しく見えます。
「あをがき」和風の喫茶店の看板が奈良らしい感じなので1枚頂きました。
町の雑踏から離れて、高畑へ足を踏み入れました。
白壁の塀のカーブが美しく思わずシャッターを。
高畑はこのような閑静な住宅のある家並みの多い地区で、目を愉しませてくれます。
志賀直哉邸の土塀です。
いつの日か、ここを訪れたことがあります。
大きなな邸宅の土塀が美しい通りです。
歩いてしか通れないこのようなところを、ポールを持っての歩きは楽しいものです。
高畑の邸宅街を過ぎると、春日大社へ続く下の禰宜道の道しるべがありました。
「ささやきの小道」が「下の禰宜道」であることを初めて知ったのは、ここを通った時でした。
浅茅ヶ原から馬酔木の森を抜けて、春日大社の参道に出るのが「ささやきの小道」だとばかり思って
いたのですが、かつて春日大社に勤める神官さんたちが、通った道なのだと説明文にありました。
以下「下の禰宜道」の画像です。
大きい馬酔木の木が左右から被さるようになって続いている以外には、何もない静かな森の道です。
辿り着いた所は、春日大社の参道です。
参道に出る所に、「下の禰宜道」の道標がありました。
行き交う人の無いこの道は、寂しくて参道に出た時にはほっとしたことを覚えています。
逆コースでここを通って高畑の住宅街を通り
時々写真美術館へ行くこともあります
静かな小道です
ノルディックウォーキングに行くたびに、今まで知らなかった奈良の散策道を知ることが出来ました。
結構距離を歩かれて居られたのですね・・
志賀直哉邸の辺りは歩いて事が有りました・・
懐かしいです・・カメラを始めて夢中で撮っていたなぁ・・思い出しました・・
有難う御座います・・
この頃は、毎日のウオーキングや、スイミングなど運動も頑張っていましたので、歩くのは苦にならなかったのです。
そのおかげで、あちこち歩けたのでしょうね。
今はひたすら、思い出綴りに徹しています。
そんな思い出辿りにお付き合いくださってありがとうございます。