カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

たじまもり(田道間守)の歌 続橘寺

2019年08月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

お寺の東の突き当りにあるのが、正門(山門)です。

 

 

境内から1度外に出て見て写しました。

 

白い芙蓉が2輪だけ咲いていて、無数の蕾が、開花の時を待っています。

 

完全には読み取りにくい文字ですが、この木が植栽されてから、延々と現在まで何代か、植栽を

重ねてきた樹であることが分かるような気がします。

 

「橘寺の創建と変遷」と言うパンフレットを頂きましたので、その中の最初に記された

「田道間守」(たじまもり)の所に記されている、日本書紀の1文にある、「トキジクノカグノコノミ」について

文部省唱歌で、習った歌を思い出しながら眺めました。

 かおりも高い たちばなを 積んだお船が いま帰る 

君の仰せを かしこみて 万里の海を まっしぐら  いま帰る 田道間守(たじまもり)  田道間守 

2番まであったのですが、どうしても思い出せません。

ただ内容は、折角苦労して持って帰ったのに、天皇は亡くなってしまていたという、悲しい内容だったと思います。

橘の実はミカンの源種で、それからこの地を橘と呼ぶようになったと伝えられています。

端折って書いたので正しく伝えられなっかったかもしれませんが、 田道間守の悲しい旋律が、

幼い私の心に感動を受けたことは確かです。

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