お寺の東の突き当りにあるのが、正門(山門)です。
境内から1度外に出て見て写しました。
白い芙蓉が2輪だけ咲いていて、無数の蕾が、開花の時を待っています。
完全には読み取りにくい文字ですが、この木が植栽されてから、延々と現在まで何代か、植栽を
重ねてきた樹であることが分かるような気がします。
「橘寺の創建と変遷」と言うパンフレットを頂きましたので、その中の最初に記された
「田道間守」(たじまもり)の所に記されている、日本書紀の1文にある、「トキジクノカグノコノミ」について
文部省唱歌で、習った歌を思い出しながら眺めました。
かおりも高い たちばなを 積んだお船が いま帰る
君の仰せを かしこみて 万里の海を まっしぐら いま帰る 田道間守(たじまもり) 田道間守
2番まであったのですが、どうしても思い出せません。
ただ内容は、折角苦労して持って帰ったのに、天皇は亡くなってしまていたという、悲しい内容だったと思います。
橘の実はミカンの源種で、それからこの地を橘と呼ぶようになったと伝えられています。
端折って書いたので正しく伝えられなっかったかもしれませんが、 田道間守の悲しい旋律が、
幼い私の心に感動を受けたことは確かです。
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