どこに行っても桜・桜・桜とテレビが報じていた頃、酷い風邪を患って咳が喉を占領してしまったように、
全く声の出ない日が、何日か続いたあと、どうにかかすれ声で会話ができるようになりました。
そんな日に、締め切った部屋の中で寝てばかりいたら、今度は足を使えなくなるからと、友人が
「桜の花がまだ咲いているところがあるから…」と誘い出してくれました。
1時間ごとに体温を測っていたのですが(することがそんなことしかなかったので)、平熱が35度と低い私の体温が36度まで下がったのを確かめて、連れて行ってもらうことにしました。
行き先は川上村の蜻蛉の滝の麓の、桜公園です。
何度か滝の上まで登っていましたので、そこは今とても無理だと分かっていたのです。
標高の高い山間の谷間を埋めるような桜公園は、今が咲き初めの花もあるし、種類は分からないけれど、満開の白い桜もあって、
様々な桜色が公園を楽し気に飾っていました。
秋津橋の向こうの枝垂桜は、まだ蕾であまりいい色ではありません。
満開の桜の下で、お弁当を食べているグループがありました。
何日かすっかり食欲を無くしていましたが、こんな所ではきっと美味しいだろうと、ちょっぴり昨欲が湧いてきました。
快方に向かっている証でしょう。
もっと奥の方へ行くと、まだまだ桜が咲いて待っていてくれそうな気がしましたが、
この日は、これで十分満足することができました。
いい観桜の午後に感謝です。
桜の頃もいいものだとうれしい日になりました。
たとえ文や写真が拙くても、「撮れてよかった。」といてくださったことは、次へと歩み出すエネルギーになりました。
このように桜の季節はきれいなのですね。 ありがとうございました。
風邪は万病のもとですお身体を大切に‥‥ご自愛ください
ようやく元気に更新でうれしいです、
桜のつぼみが、しだれが、見事です、
写真を撮れてよかったですね。