カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

梅雨の夕晴れ

2006年06月25日 | ☆季節
「梅雨の夕晴れの表情」


梅雨に入ってから、体調のいい日に、裏の畦道に出て「いい夕焼けがないかなぁ・・・」と西の空を眺めながら、集めた写真を、パセリの小技集を参考にさせていただきながら、初めてこのような写真のUPをしてみた。
車で外に出ることのない日、夕方になると空ばかり眺めていた。

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チガヤ

2006年06月24日 | ★ 日々の呟き

梅雨の中休み。
一日おきぐらいにこんな日があるといい。
裏の畦道に出てみた。部屋から見える白いかたまりは何だろうと近づいた。
休耕田の畦の草刈をしていない土手に、白い花穂が折からの風に揺れている。
昨年までは稲が育っていたので、畦は、丁寧に機械で刈ってあり、こんな花穂は目にしていなかった。

子供の頃は、これを「つんばな」と言っていたような記憶があるが、正式な名が分からず、いつもお世話になっている切花師匠に写真を見てもらったら、「チガヤ」とすぐお返事を頂いた。

名前が分かれば調べるのが楽しくなる。

『・川原や草原、野原で群生する。
・初夏、白い毛を密生した花を咲かせる。
若い花穂を「茅花(つばな)」と呼ぶ。
甘味があり食べられる。
・根は「茅根(ほうこん」と呼ばれ、
利尿薬として使われる。』

「つんばな」の謎は解けた。「つばな」と呼ぶところを、私たちは、耳から入った言葉伝てに「つんばな」と言っていたのだ。

昨日の「スイスイ」といい、自然の中で育った小さい頃は、野に咲く草花が遊びの道具だった。




・「浅茅原 つばらつばらに 物思へば
故りにし郷し 思ほゆるかも」
(万葉集 大伴旅人)

チガヤを見て故郷を思った大伴旅人は、額の中のような夕闇の中だったのではなかろうかと、撮影メニューをトワイライトに切り替えて、同じ場所を写した。
花穂を浮き立たせてみたかったのだが・・・

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オキザリス

2006年06月23日 | ★ 日々の呟き
晴れて太陽の下で咲くオキザリス

アジサイの足元を覆うようにしてクローバーに似た葉が密集している。
お天気のいい日には、小さなピンクの花が可愛く咲く。
毎年はこの花を見ることのないまま葉っぱを雑草と一緒にに抜いてしまっていた。
リュウノヒゲを植えているために、これに覆われると困るので除草してしまっていたのだ。
今年はしゃがんでする草引きが、膝に辛くて、怠けてしまっていたら、今こんなに可愛い花を咲かせている。

カタバミと教えてもらったので、季節の花300種で調べてみると、次のように記されていた。

『酢漿草(かたばみ)科。
・学名 Oxalis : カタバミ属
Oxalis(オキザリス)は、ギリシャ語の
「oxys(酸っぱい)」が語源。
葉や茎に蓚酸(しゅうさん)を含み
酸味があることから。』


曇っている日、雨の日はしぼんでいるオキザリス

この花は日が暮れると花がしぼんでしまう。
一日花かと思ったら、太陽が昇るとまた咲いている。
曇った日や、雨の日は萎れたようになっている。
こんなことさえ気が付かずにいたのだと、自分がおかしくなる。

子供の頃、この花をみんな「スイスイ」と呼んでいたのを思い出した。
誰かが、しがんでみて酸っぱかったのだろう。

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夏至の落日

2006年06月22日 | ★ 日々の呟き

昨日は夏至だった。
梅雨の最中のことゆえ、毎年大抵は、雨天か曇天で「一年中で一番お昼の長い日」を実感することがない。
しかし昨日は終日の晴天だった。
気温も真夏並みに上がって、部屋中の窓を開け放して過ごした。
午後6時半、部屋に電燈を点けたいので、開け放していた窓を閉めて回った。
最後にトイレの窓も閉めようと、ドアを開けると、簾越しに「夏至の日の落日」。

拾い物をしたようなこの日の終わりの太陽だった。



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あなたの綺麗な時

2006年06月21日 | ★ 日々の呟き

朝のテレビで毎朝のように何処かのアジサイ園が紹介されている。
元気な時であれば、何処かのアジサイ園に出かけているのにと残念な思いがする。
しかし、我が家の玄関先のアジサイが、そんな私を「今年はちゃんと見てね。」というように呼んでくれている。



アジサイは、周りの色がついているのは「萼」で、花はその中の小さな点のような部分。
しかしやはり萼が目立つ。
したがって、このアジサイの花は蕾であり、花はまだ咲いていない。



アジサイの花が咲いた。
それぞれの花からおしべが角のように突き出してきた。



マクロ撮影失敗の巻
いつになったらこのコツが分かるのだろうかと、失敗記念にUP。




同じ株に、コバルトブルーが目立つ。
日が経つにつれて色が薄くなっていくのだろうか。
「あなたは、今が一番綺麗ね。」
声をかけて、カメラに・・・。
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