カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

キトラ古墳 明日香村・阿部山

2010年05月26日 | ☆ ふるさと・大和
キトラ古墳は7世紀末から8世紀初めに作られたと考えられている。
大きさは、上段が直径約9.4m・下段が直径約14m・高さ3.3mの円墳であり、
埋葬者は不明であるが、天武天皇や持統天皇の墳墓の近くにあるので、
天武天皇の皇族の関係者ではないかとの説もある。


高取町からキトラ古墳への道しるべ
石川医院での友人の診察時間を待ちながら、道しるべを見て900mなら、往復してもあまり時間もかからないと出かけた。


< 四神の壁画の眠っていたキトラ古墳はこんな場所>
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飛鳥資料館でキトラ古墳壁画四神の特別公開展を見る前に、訪れたキトラ古墳である。
ここを訪れることによって、是非開催中に壁画を見たいという思いが募ったのが事実であった。
阿部山のバス停でバスを待っていたおばさんが、「そこには今何も見ることができないよ。資料館に行ってるからね。」と写真を撮っている私に話しかけてくれた。

資料館へ行った時、入場券を買う私の後ろにいた人が、係りの人に「キトラ古墳はどの辺にありますか。」と尋ねていた。

その尋ねていた人と同じような気持ちで、高貴な人が一体明日香のどんな地に葬られていたのか知りたくて、阿部山の地に立った私だった。

保存については、 キトラ古墳周辺で16年度までに整備する飛鳥歴史公園内の新施設か、飛鳥資料館かの2つの考えがあったようだが、『「壁画は古墳と一体的に保存すべきだ」として、よりキトラ古墳に近い新施設に決まった。』とのことを報道で知り、いつかはこの辺りが大きく変わって、高松塚古墳のように、美しく整備された歴史公園になるのだろうと思いながら更新記事を書いている。

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キトラ古墳壁画・四神特別展示の飛鳥資料館へ

2010年05月25日 | ☆ ふるさと・大和
飛鳥時代の古墳の中で、お墓の壁に極彩色で描かれた絵があるのは、高松塚古墳とキトラ古墳の二つだけである。
昭和58年に、キトラ古墳の玄武壁画の発見に始まり、保存修復されながら2006年に白虎、07年に玄武、08年に十二支のうち、子 丑 寅、09年には青龍と白虎が順次公開されてきていた。
そして今年は最後に発見された朱雀と共に、四神がそろって公開されている。
開催期間は6月13日まで。
初めの間はおそらく混んでいると思ったので、22日に行ってきた。
土曜日だったが早めに家を出て行ったが、それでも駐車場は、会場から少し離れた場所におくといった状態だった。


< キトラ古墳壁画・四神特別展示の飛鳥資料館>
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会場内は思ったよりも混雑がなく、壁画の各場所でも、大体7~8名が、鑑賞できる位置の入り、じっくりとというほどではないけれど、まぁゆっくり観ることができた。
朱雀の朱色の羽の美しさは、よくまぁ保存されていたものだ。

会場を出て芝生の庭園のあちこちに、明日香村に現在ある石造物のレプリカが、それを見た場所など思い出すことがたくさんあった。
中でも、高取城跡にぽつんと、明日香村の方を見つめるように座っていたお猿さんに懐かしさを覚えた。

これらの石造物めぐりを明日香村でするのも楽しい。
もちろんレプリカでなく本物が迎えてくれる。



今朝(5月25日)の新聞一面に保存場所の記事が、大きく掲載されていた。

現在のキトラ古墳の場所周辺の画像は明日の記事にします。

 土山~水口
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花いかだ

2010年05月24日 | ☆ ふるさと・大和
朝早く塵出しをしたころは、雨が止んでいたので、もう上がるかと思ったら、10時過ぎからまたまた本降りになってきた。
何か気力減退で、パソコンの中のピクチャーの整理や削除をしている。
ブログUPをしたらすぐ削除をしていたはずが、残っている未発表の中で、面白いお花を見つけた。


当麻寺西南院へ行った時の一ヶ月前の画像である。
西南院では牡丹でなくシャクナゲをアルバムにしたので、シャクナゲは削除してしまって、牡丹の画像はそのまま残ってお蔵入りである。
しかしその中に、貴重な画像が数枚あったので、雨の日のつれづれにUPしておきたい。


< 花いかだ>
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桜の花びらが川に流れる様子を「花筏」と風情のある表現をする。

このハナイカダは、雌雄異株の木であることを、お寺の方に教えていただいた。
その時には、「これが雄の花で、これが雌の花」と親切に教えてもらったのだが、画像をUPして雌雄の見分け方に自信がなかったので、検索したら、その見分け方が分かり、記入した。


天童よしみ/花筏 -Hanaikada-

「You Tubeで見る」と書いた白線部分をクリックしていただきますと歌が聴こえます(最後のほう歌が入っていません)

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折り紙作品展 まちなみ伝承館

2010年05月23日 | ☆ ふるさと・大和
  

新町通りとまちなみ伝承館
今は静かなこの歴史街道の町並みも、来週の日曜日は「かげろう座」のフリーマーケットの人出で、歩くのさえままならないくらいの賑わいを見せる場所である。
そのかげろう座の拠点となっている、まちなみ伝承館でHさんの「端午の節句の折り紙作品展」が行われている。
5月1日からだったので、早くにお知らせを頂きながら、会期も少なくなった昨日、やっと観に行くことができた。


折り紙展開催中のまちなみ伝承館



手作り鎧兜とその説明


< 端午の節句の折り紙作品>
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会場にはHさんはいらっしゃらなくて、当番の人らしい方だけだったのがお話しを聞けなくて残念だった。
「今日は、お花を教える日なのです。」そう聞いて、まだまだ頑張っていらっしゃるのだなぁと、驚いた。
家のお嫁さんがまだこの家に嫁いでくるまでの頃、習っていたお花の先生だったからだ。

先日、美術協会の信越旅行の時も、あのデジブックアルバムの中で「苗名の滝」のすぐ傍の吊橋を一番先に渡っているのが、Hさんなのだった。

八十歳を超えて尚、いろんな方面で元気に活躍されるそのパワーを、この作品の数々を観ながら、頂けたような気がした。



裏に回ると鯉のぼりの泳ぐ吉野川堤防



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おふさ観音 春のバラまつり

2010年05月22日 | ☆ ふるさと・大和
< おふさ観音 春のバラまつり>
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橿原市のおふさ観音寺では、春と秋にバラ祭りが行われている。
今年の春のバラ祭りは、5月15日から6月30日まで開催される。
夏の風鈴祭りとともに、毎年、観音様におまいりして、ふくよかな香りの中で境内一杯に咲くバラの花を楽しみ、バラの花に癒される時間を持つようにしている。

今年は五月晴れのいい日だった。
青空の下で微笑みかけてくれるようなバラの花をデジブックにした。

デジブック 『 ONLY 薔薇』


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