Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

ハープデュオとピアノデュオ

2008年09月29日 | 音楽
先日は、NHKの公開録音「名曲リサイタル」を聴きに出かけた。

無料だが、前もっての申し込みが必要だった。(往復はがきを市役所宛に出す)


仕事が終わってから行くわけだから、駐車場も満車かも…。
きっと満席だろうから、いい席には座れないだろうなぁ…。

そう予想しながら出かけたところ、まず駐車場がかなり空いていて驚いた。
ホールに入っても、もうすぐ始まるという時間なのに、半分以上席が空いている。
500人ほど収容できる立派なホールなのだが、200人程度の入り。

折角のハープデュオとピアノデュオなのに、みんな聴きに来ないんだなぁ…と驚く。


ハープデュオを聴くのはもちろんのこと、生でハープの演奏を聴くこと自体が初めて。
ピンクと白のかわいいドレスに身を包んだ姉妹(松村衣里さん・多嘉代さん)がきれいな音色(天使をイメージさせる清らかさがある)の演奏を聴かせてくださった。




「グラスハーモニカのためのアダージョ(モーツァルト作曲)」は、膝の上に置いて奏でるハープが使われた。

  二台のハープの姿がチョウのようだから、duoの名前が「far falle」(イタリア語で「蝶」の意)なのだそうな。

「二台のハープのための大二重奏曲(トーマス作曲)」の途中でハープの弦(かなり高音部)が1本切れるというハプニングがあった。
ブチッという音がしたが、あの時に切れたのだろう。
第1楽章(多分)の演奏が終わった後、ステージの上で弦を張り替えて、もう一度第1楽章(多分)の最初から演奏をしてくださった。


ピアノデュオも姉妹(秋本久美さん・八重さん)で、息の合った演奏を聴かせてくださった。

曲目は、

①組曲「ドリー」(フォーレ作曲)
 こもり歌・にゃーお・ドリーの庭・小ねこのワルツ・かわいらしさ・スペイン風の踊り
②ソナタ(プーランク作曲)
③組曲「マ・メール・ロア」(ラヴェル作曲)
 眠りの美女のパヴァーヌ・一寸法師・パゴダの女王レドロネット・
 美女と野獣の対話・よう精の園



とても贅沢な時間を過ごさせてもらった。
放送予定は2008年10月25日の19時20分~だそうだから、残念ながら私はちょっと聴けそうにない。予定ではその時間は飛行機の中。

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